緑茶
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発酵していない未発酵または不発酵のお茶。
日本の緑茶は茶葉を蒸してあり、中国の緑茶は蒸さずに「釜炒り」という製法で作られ、
味わいが多少違う。
代表的な中国緑茶は龍井(ロンジン)、黄山毛峰(コウザンモウホウ)など。
飲み易くさっぱりした味わいのものが多い。色はやや茶色がかかった薄緑色。
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白茶
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弱発酵・微発酵のお茶。生産量が少なく貴重なものや高価なものが多い。
代表的なものは白毫銀針、白牡丹など。色が薄茶色で上品な味わい。
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黄茶
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微発酵のお茶、白茶に近く後発酵の工程がある。君山銀針などが有名で白茶のような味わい。種類も少ない。
色は黄色みのかかった茶色のものが多い。
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青茶
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半発酵のお茶、半発酵とは10~20%の軽発酵のお茶から70%の重発酵のものまであり種類が多い。
代表的なものは凍頂烏龍(トウチョウウーロン)、鉄観音、東方美人など。
発酵が弱いものは緑茶に近くさっぱりした味。発酵が進むと全般的に色が茶褐色になり味わいが濃くなる。
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黒茶
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後発酵のお茶、麹菌など微生物を作用させて製造されている。茶
葉はその名の通り黒っぽく、薬のような独特の風味がある。プーアール茶、千両茶が有名。
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紅茶
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全発酵、100%発酵したお茶。キーマン紅茶や正山小種(ラプサンスーチョン)などが有名。
中国紅茶はタンニンが少なく甘みがあるものが多い。
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