随意談 第483号(2024年4月2日)   楊品瑜

 
~茶會(茶会)~
  茶芸指導師コースの受講生が、着物でお茶を淹れてくれました。国際交流会を思い出します。

  日本茶の関係者はよく着物を着て、参加に来るからです。写真の受講生は、実はこのあと大学主催の茶會に行くそうです。




 
 

随意談 第482号(2024年3月22日)   楊品瑜

 
~ニューヨークパーフェクトチーズ(NEWYORK PERFECT CHEESE)~
  台湾の来日客にも人気の「ニューヨークパーフェクトチーズ」です。 なぜか、日本土産としても人気です。

  今月の教室で、お土産としてもらいました。 受講生の家族が 東京駅 で並んで、買ってくれました。 謝謝!(ありがとう)




 
 

随意談 第481号(2024年3月4日)   楊品瑜

 
~味全龍(味全ドラゴン)~
  インスタ でもご紹介した台湾プロ野球チーム「味全龍」公認の保冷バッグです。

  台湾の家族から、台湾ではプレゼントを渡す時によくエコバッグに入れて渡すのだそうです。 この保冷バッグには台湾茶がいっぱい入っていました。!

「味全龍」公認の保冷バッグ


 
 

随意談 第480号(2024年2月14日)   楊品瑜

 
~龍年(辰年)~
  今年も無事旧正月(春節とも言う)を迎えることができました。

  テレビ、SNSなどでも沢山紹介されていますが、教室でも旧正月行事を実施していました。

  龍年は中華圏では大切な年です。
  祝大家新年快樂!

圓山大飯店にて


 
 

随意談 第479号(2024年1月24日)   楊品瑜

 
~傳統式泡茶法(伝統式泡茶法)~
  今では、臺灣(台湾)の一部の家庭でしか伝わらない工夫茶器の淹れ方、 傳統式泡茶法(伝統式泡茶法)について、楊が明治学院大学白金キャンパスで講義しました。

  前回と比べて、今回の受講生は倍になったそうです。 農曆過年(旧正月、春節とも言う)が近いので、 今年も運が皆様に付くように紅包帯(お年玉袋)だけを配りました。

  松岡指導師による淹れ方の実演もありました。



 
 

随意談 第478号(2023年12月31日)   楊品瑜

 
~新年~
  今年はいろいろお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
  祝大家(皆様)には新年快樂(良いお年をお迎えください)!

  年末に20年以上通った受講生にもらった金箔入りのお茶です。謝謝(ありがとう)!



 
 

随意談 第477号(2023年12月2日)   楊品瑜

 
~㘣山大飯店~
  手機(スマホ)を意識した今年の圓山大飯店の聖誕樹(クリスマスツリー)です。

  今年は、いろいろありましたね!

  祝大家聖誕快樂!メリークリスマス!

圓山大飯店の聖誕樹


 
 

随意談 第476号(2023年6月15日)   楊品瑜

 
~お茶の時間(喝茶)~
  台湾からお茶がいろいろ届いています。 ほとんどが頂き物ですが、やっと相互の往来が自由になった実感が湧きました。



 
 

随意談 第475号(2023年5月28日)   楊品瑜

 
~出島~
  楊はずっと、長崎出島時代の長崎での中国茶、台湾茶あれこれを調べていました。 興味深い事が沢山わかって来ました。 教室では時々ご報告しています。 機会があれば、まとめて茶・茶語録でもご報告したいと思います。



 
 

随意談 第474号(2023年4月5日)   楊品瑜

 
~茶緣(茶縁)~
  ここ数回教室では、東京日本橋界隈の散策ツアーを開催しています。

  5月以降もまた開催する予定です。 散策ですので、少し歩きます。

  少し疲れましたが、「茶緣」、お茶を通じて、さまざまな体験や出会いもありました。 「楽しかった」と言う声も沢山頂きました。

工事中の日本橋


 
 

随意談 第473号(2023年2月14日)   楊品瑜

 
~長崎蛋糕(カステラ)~
  この時期の長崎蛋糕と言えば、桃の長崎蛋糕ですね! 久しぶりに頂きました。

  桃の長崎蛋糕は長崎では女の子が生まれ、初節句を迎える時に特注し親戚や友人に差し上げていたようですが、 最近は運がよければカステラ専門店や長崎空港で買えることもあるようです。

  教室では、台日文化交流の一環で紹介しています。



 
 

随意談 第472号(2023年1月14日)   楊品瑜

 
~新年好!~
  すっかり挨拶が遅くなりました。新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

  台湾茶専攻コースも2年目に突入し、2年目の受講は、明治、大正時代、銀座にあった台湾茶喫茶店のいろいろを調べて頂いたり、 台湾でよく飲まれている薬膳茶を作って頂いたり、引き続き日本で数時間の台湾時間を過ごしてもらっています。

  写真は、台湾日月潭紅茶を使った、馬告と紅玉りんごのフラワーティーです。



 
 

随意談 第471号(2022年11月5日)   楊品瑜

 
~烤橘子(焼きみかん)茶~
  インスタグラム の方で先に紹介してしまった烤橘子茶。
  橘子(みかん)は焼くと甘みが増して、美味しいのです。 今回、さらに焼いた橘子を使ってお茶にしたところ、思った以上に反響がありました。 実は、薬膳的にもいいそうです。




 
 

随意談 第470号(2022年10月10日)   楊品瑜

 
~雙十國慶節(双十国慶節)~
  10月10日は台湾の雙十國慶日、久しぶりに、台湾主催の雙十國慶節の集まりに行って来ました。
  今年は、台湾の食べ物がいっぱい用意されていました。
  久しぶりに知り合いに会ったりと、楽しいひと時でした。

  お土産も頂きました。インスタ には、載せきれなかった写真が掲載されています。




 
 

随意談 第469号(2022年9月27日)   楊品瑜

 
~逛逛街(街角散策)~
  教室では、お茶をテーマにいろいろな逛街(散策)講座をやっていました。
  コロナ禍になってからは勿論自粛しました。 再開要望もありましたので、いろいろ検討した結果、感染に気をつけながら9月に2回、10月も2回開催します。


9月は日本橋界隈を散策しました。
茶ノ木神社に立ち寄りました。


 
 

随意談 第468号(2022年8月13日)   楊品瑜

 
~臺灣生活(台湾生活)~
  臺灣茶専攻コース をスタートして、半年過ぎました。 今では、臺灣半導体などが世界的に有名ですが、お茶も臺灣の歴史ある主力産業です。

  台湾茶専攻コースはお茶を通じて、臺灣の辿った歴史をいろいろ知って頂けます。 ぜひ、台湾茶を通じて、臺灣のこと、臺灣生活のことをより知って頂けると幸いです。




 
 

随意談 第467号(2022年7月4日)   楊品瑜

 
~夏天到了!(夏が来た)~
  台湾の夏天(夏)はとても暑い。 なので少しでも快適に過ごす生活の知恵や体調を崩さない工夫、食生活、特に水分補給のためのお茶、薬膳茶、ハーブティーなども豊富です。

  教室の講座では、先月から夏天に備えて、いろいろな夏天を乗り切るためのお茶を飲んでいただいたり、 デザートを食べて頂いたり、東洋医学の考えから体調を崩さない準備に入っています。

  台湾では、学校、会社では20分の午睡(昼寝)タイムがあります。 炎天下の時間帯は外に出ないなど。 どこまで日本でできるのかは分かりませんが、教室では、お茶を飲みながらこのようなお話をすることがあります。

  写真は、馬告(マガーオ)とライムのホットアレンジティー、馬告と台湾パイナップルのクッキーです。 クッキーに黒く見える点々は、砕いた馬告です。




 
 

随意談 第466号(2022年5月21日)   楊品瑜

 
~茶與水果(お茶と果物)~
  中国茶・台湾茶に於いて、水果(果物、フルーツ)との関係はとても深いのです。

  フルーティなお茶の味を追求して作られたお茶は勿論、果物は植物の実った成果なので、 縁起がよく、茶器の形や図柄に吉祥な水果がよく使われています。 代表的なのは、桃子(桃)です。桃には長寿の意味が込められています。 この他、柘榴や葡萄は子孫繁栄の意味があります。

  三果紋は、もっとも縁起の良い吉祥紋の一つです。 桃、柘榴、仏手柑が同時に書かれた紋様です。 仏手柑と名付けられたお茶もありますが、食用にはやや向いていないミカン科の植物で、 諸伝説がありますが、お守り的な存在ですね!


少し洗いにくいのですが、教室で指導師たちが練習で使っている「仙桃茶海」、教室では通称「桃のピッチャー」です。


 
 

随意談 第465号(2022年4月16日)   楊品瑜

 
~臺灣茶専攻(台湾茶専攻コース)~
  臺灣茶専攻コース をスタートし、半年程経ちました。 順調な滑り出しとは言えないのですが、おかげさまで、現在日曜のクラスはキャンセル待ちです。

  新たに毎月第二木曜日午前10:30〜12:30のクラスを募集します。 興味がある方の受講をお待ちしています。

  今では、臺灣の半導体などが世界的に注目されていますが、お茶は臺灣の主力産業でした。 当教室の臺灣茶コースでは、お茶を通じて、臺灣を知って頂く授業内容です。 受講後、臺灣に行った時には、きっと得るものが違います。

  ヤンピンの父は、日台学術関係に尽力してきました。 ヤンピンもお茶を通じて、お役に立てばと思って活動しています。

<追記> 5月14日(土)より、
  台湾茶専攻コース第二土曜日 11:00~13:00
の開催を募集します。


テキストとしている本


 
 

随意談 第464号(2022年4月7日)   楊品瑜

 
~好久没去上野了!(久しぶりの上野)~
  桜満開(櫻花開了)に合わせたように、新規教室開催の打ち合わせ後、 上野公園の桜トンネルを見に行って来ました。

  4月から上野の BECO JAPAN株式会社 と言う美容機器販売会社の上野ショールームで、 中国茶・台湾茶の茶会を開催することとなりました。

  今回は、伝統式泡茶法で東方美人茶を楊が淹れます。 初回は少人数での開催です。 サロン化したい BECO JAPAN 株式会社 担当者の意向と、久しぶりに都内で教室ができる場所を探していた楊の希望が一致した企画です。

  初回やってみて、いろいろ改善し、継続できるように頑張りたいと思います。 興味ある方、久しぶりなので見守って頂ける方のご参加、お待ちしています。 歡迎大家一起來參加!

  こちら から受講の申し込みができます。

当日は、コロナ感染予防のご協力をお願いします。事前の検温もお願いします。


上野公園にて


 
 

随意談 第463号(2022年3月3日)   楊品瑜

 
~如何不同?(どう違う?)~
  通信コースの台湾茶専攻コースをスタートして、数ヶ月経ちました。 中国茶総合コースとの違いの問い合わせがありましたので、簡単にご説明します。

  当教室は、伝統的な中国茶台湾茶の楽しみ方を一緒に体験頂くための教室です。通信コースはレポートと言う形で勉強した内容を残して頂いています。 なので、いろいろ書き物が好きな方々向きかも知れません。

  そして、中国茶総合コースは、年間を通じて、中国茶の基本を知って頂いて、 茶会(自宅などで)を開いて頂くか、茶芸館を巡って頂くのも課題です。

  台湾茶総合コースは、まず台湾を知って頂くために、歴史を勉強して頂きます。 台湾は多民族で、複雑な歴史背景を持っています。 そして、お茶の視点から台湾を知って頂き、台湾の数種類のお茶を飲みながら文化に触れて頂きます。 台湾は沢山の茶外茶を飲みますので、中国茶総合コース同様、年間通じて12種類以上のお茶を飲んで頂きます。

  受講中は連絡取り合いながら課題を進めています。 なので、受講の人数制限をさせて頂いています。

  課題は多少皆さん違いますので、過去に受講頂いた方々からは、楽しかったと言う感想をよく聞きます。

  楽しくお茶を飲んで頂くのが中国茶台湾茶の世界です。 通信コースは数枠増やしましたので、受講に興味ある方はぜひお問い合わせ下さい。

写真は参考ですが、コロナ禍前の楊家
(台北実家)の圍爐料理の一部です。
圍爐ではお茶も飲みます。通信コース
の方も教室の圍爐に参加できます。


 
 

随意談 第462号(2021年12月30日)   楊品瑜

 
~明年(来年)~
  この2年間、教室が思うように活動できなかった2年間でもありました。

  それでもいろんな方々に支えられて、なんとか頑張って来ました。非常感謝大家!謝謝大家!(みな様に感謝しています!)

  1月は通常の教室以外、旧正月イベントに、「尾牙」「圍爐」を開催予定です。祝大家新年快樂!良いお年をお迎えください!



 
 

随意談 第461号(2021年10月6日)   楊品瑜

 
~臺灣茶(台灣茶、台湾茶)~
  前から要望があった、臺灣茶だけを勉強するコースを9月からスタートしました。 募集は随時ですが、お茶を通じて台湾をいろいろ知ってもらう内容になっています。

  台湾茶文化や年間行事など、いろいろ体験頂けます。 10月の臺灣は、雙十節(双十節)が最大行事で、本来は休日がいっぱいで、楽しみがいっぱいの時期でもあります。

  教室では、台湾からいろいろな食べ物やお土産が届いていますので、受講者には束の間の臺灣タイムを過ごして頂く予定です。

酸柑茶


 
 

随意談 第460号(2021年8月22日)   楊品瑜

 
~空中教學(通信教育)~
  台湾で言う空中教學とは、一般にテレビ媒体などを通じて勉強をすることです。

  当教室の空中教學は、個人対応です。郵便やネットなど個人対応しています。 お茶は入荷次第追加で郵送したり、中華茶菓子(送れるものに限ります)、グッズなどなど、できる限り教室での受講と共感いただけるようにしています。

  個人対応なので、受講できる人数に限りありますが、コロナ禍、ぜひチャレンジしたい方お待ちしています。まだ数人でしたら対応できます。



 
 

随意談 第459号(2021年8月5日)   楊品瑜

 
~臺灣茶(台湾茶)~
  最近新規の受講者で、臺灣茶を希望する方が随分と増えました。 臺灣茶のルーツは中国から移住した祖先(先祖)にありますので、臺灣茶を知るにはまずその歴史を知らないとね!と思っています。

  一時期台湾茶のみを飲む会を定期的開催しましたが、コロナ禍のため、現在休講しています。 教室は、家庭薬膳と指導師コースのみ定期開催しています。

  指導師コースは、1年間の中華行事も体験頂くので、受講中は異国気分になれるというご感想をよく頂きます。 通信コースも材料費(\500~1000)のみのご負担で振替が可能です。

  コロナ禍のため、指導師コースは申し込み時にいろいろご希望を聞くことがありますが、外での関連講座の受講を免除しています。

  8月は鬼門關が開くということで、本来は大人しく過ごさないといけない時期ですが、 最近の台湾では、かわいい鬼さんがあっちこっちに登場する時期となりました。 詳しくは教室で、ですね!

昨年の台湾の鬼門關商戦の一例


 
 

随意談 第458号(2021年3月20日)   楊品瑜

 
~再開~
  4月より、暫くお休みしていました「エスポワール」での 中国茶の会 を頑張って再開します。

  少人数での開催となりますが、受講予定の方は、事前の検温をお願いします。 そして、受講中はマスクの着用をお願いします。

  写真は飲む予定の台湾茶です。



 
 

随意談 第457号(2021年1月5日)   楊品瑜

 
~教室運営~
  昨年から続くコロナ禍の中、なんとか教室を開催してきました。

  教室なので、なかなかさまざまな補償を得られず、結果的には苦しい一年になりました。 頑張れるところまで、なんとか教室運営を継続していきますので、本年もよろしくお願いします!



 
 

随意談 第456号(2020年8月22日)   楊品瑜

 
~通信講座について~
  茶芸教室指導師コースの通信講座は、随時新規募集しています。 12の課題のレポートと12種類以上の中国茶や台湾茶を飲んで頂くスタイルです。

  いつもは、ご家族、お友達などを招待しての茶会を一度主催してもらっていましたが、 おうち茶会などで感染予防を考慮しての開催でお願いします。

  レポートの添削はすべて楊が直接担当しています。 人数制限はありますが、チャレンジしてみたい方、お待ちしています。→茶芸教室指導師コース



 
 

随意談 第455号(2020年7月13日)   楊品瑜

 
~回顧錄(回顧録)~
  長年教室の活動を応援し、大変お世話にもなっている楊合義先生が回顧錄を出版しました。

  教室のことも少し書かれていますが、現代台湾の歴史、台日関係を知る一冊でもあります。

『日台を繋いだ台湾人学者の半生』
楊合義 著 展転社


 
 

随意談 第454号(2020年6月13日)   楊品瑜

 
~ZERO~
  台湾では、国内での新型コロナ感染者ZEROが2ヶ月以上続いています。

  教室でも台湾に習い、いろいろ対策し、徐々に教室を再開しています。 まだ、出掛けるのに不安な方もいますが、無理なく教室に来て頂ければ幸いです。

  写真は、台北圓山大飯店の感染者 ZERO を知らせるライトアップです。 因みに感染者が出た場合は、加油がライトアップされていました。





 
 

随意談 第453号(2020年5月16日)   楊品瑜

 
~教室再開~
  教室の開催を自粛していましたが、そろそろ一部再開したいと思います。 暫くの間、教室ではマスクの着用をお願いします。 詳しいことは個別にお知らせします。ただ、いろいろまだまだ模索中ですので、追ってお知らせします。

  なお、自粛の間、台湾から沢山の情報や布マスクを頂きました。 ありがとうございました。

もらったマスクの一部です


 
 

随意談 第452号(2020年3月3日)   楊品瑜

 
~有關我們(教室について)~
  新型肺炎の感染予防のために、幾つもの教室が急遽開催中止となり、 ゴタゴタしてしまい、受講予定の方々には大変申し訳なく思っています。

  教室の受講や開催については、現在は個別対応をしていますので、 必要やご要望がある方は、どうぞご相談下さい!



 
 

随意談 第451号(2020年2月4日)   楊品瑜

 
~東方美人茶~
  先日,もう入手不可能と思っていた東方美人茶が数年ぶりに届きました。

  製茶環境を保つため、道路もさほど整備されておらず、 GPS を使っても、行くのに必ず迷うと言う農家さんからの直接買い付けです。

  価格は勿論更に高額になっていました。 教室で大事に飲みます!



 
 

随意談 第450号(2020年1月15日)   楊品瑜

 
~今年的計劃(今年の予定)~
  安く買ったカレンダーをスタッフが、今年的計劃を絵で書き込んでくれました。

  ひとまず旧正月(春節とも言います)が1月にありますので、まず教室では、旧正月行事を楽しみたいと思います。

  久しぶりに圍爐を開催しますが、各教室でも正月に因んで、ちょっといいお茶を出す予定です。



 
 

随意談 第449号(2019年12月14日)   楊品瑜

 
~乾隆帝御用~
  台北故宮博物院で取材した茶器関連の写真を整理しましたので、玉製の盃を紹介します。

  このほか、紹介しきれなかった写真は、徐々に インスタグラム のほうに載せています。 今までちゃんと活用していなかったのですが、「いいね!」を押してくださった方々には、大変感謝しています。

  今後ともよろしくお願いします。

説明には「玉盃」と書いてありました


 
 

随意談 第448号(2019年11月26日)   楊品瑜

 
~母校~
  ヤンピンが台湾で通った初中(中学校)は、天主教(カトリック)系の私立中学校でした。

  信者ではなくても、質の良い教育が受けられるということで、 親の間では子供を天主教系の学校に通わせるのが一種のブームでした。

  今では懐かしいのですが、当時は日本と台湾の転校で言葉の問題、教育内容に大変苦労しました。


写真)
一番上は原住民ダンスの発表会。
真ん中はフォークダンス。
女子校なので、ヤンピンは男役でした。
下は開会式か終了式です。




 
 

随意談 第447号(2019年11月19日)   楊品瑜

 
~旧島原藩薬園跡~
  自宅でも沢山の薬草を育てているヤンピンですが、 長崎にある 旧島原藩薬園跡 の取材をしてきました。

  お茶関連では、もちの木やシナモンの木がありました。 行った時は、一般に言うハーブ類が多かったように思います。

  実は約20年前に初めて人工栽培された霊芝を長崎の島原市で見かけました。 その後、日本産生薬の栽培もあるのを知りました。 日本産生薬は、奈良産が有名と聞いていましたが、歴史的に考えると長崎での栽培や研究は当たり前ですよね!

  これ以上の内容は書ききれないので、また教室の方でご報告させて頂きます。



 
 

随意談 第446号(2019年10月23日)   楊品瑜

 
~靈芝(霊芝)~
  ここ数年、教室ではお茶では靈芝茶、薬膳料理教室では靈芝を使った料理に取り組んで来ました。 お茶を飲んで、健康で、充実した毎日を送るのが教室のスタイルです。

  靈芝の化粧水を先日頂きました。 靈芝もなかなか奥が深いですね!



 
 

随意談 第445号(2019年10月7日)   楊品瑜

 
~會員獨享(会員限定)~
  台湾の半官半民の法人関係者から、関係者限定の手提げを当教室の会員限定で頂きました。

  台湾ではエコバッグは必需品ですからね!軽くって、ちょっとした防水もできるようです。教室の皆さんにも好評でした。



 
 

随意談 第444号(2019年9月14日)   楊品瑜

 
~澀谷(渋谷)~
  昔、台湾茶芸をテーマに、講演したことがあった学会に久しぶりに参加してきました。 場所は渋谷にあります。渋谷は相変わらず人がいっぱいで、こっちも工事、あっちも工事でした。

  帰り、いろいろぶらぶらもしてきました。お茶も飲んで、ちょっとリフレッシュもできました。



 
 

随意談 第443号(2019年8月30日)   楊品瑜

 
~台湾統治志~
  父の本、写真をいっぱいもらって来ました。 本を書いた時、結構参考にしました。

  新しい中山之家、結構落ち着きました。 新しいコース、台湾茶文化サロン も始めます。

  台湾茶を飲みながら、あれこれを語り合う時間です。 興味ある方は、歡迎大家來參加!(是非のご参加お待ちしています)



 
 

随意談 第442号(2019年8月6日)   楊品瑜

 
~如何遊臺灣(台湾旅行のお薦め)~
  最近教室受講者の子女們(子供達)が、次々と台湾留学を満喫しています。

  私もホッとしています。 聞くと、小さい時からお母さんがこれ飲ませてくれた、これを作ってくれた、なので臺灣の環境にさほど抵抗なく、すぐ馴染めたそうです。 (ちょっとお母さん自慢にも見えました! よかったです!)



 
 

随意談 第441号(2019年7月22日)   楊品瑜

 
~好久不見(お久しぶりです)~
  写真は、数日前の台北圓山大飯店内のレストランから見る台北101です。

  教室が開催したツアーで、よく泊まりました。

  現在、またツアーの再開話があります。いろいろ皆さんの要望も合わせて、企画して行きたいと思います。



 
 

随意談 第440号(2019年7月13日)   楊品瑜

 
~瓜子(すいかの種)~
  台湾ではお茶請けは、タネ系のものが一般的ですが、タネを割って中の仁を食べるには多少のテクニックが必要ですね!

  先日2センチぐらいするローストした中華スパイス味の瓜子を頂きました。 今月の教室に出しています。みんなで格闘しています。

  よく「最初から仁を取り出したものは、売ってないですか?」と日本人に聞かれますが、 父からは、「お茶を飲む時間ぐらいは、ゆっくりと殻を割って、お茶を頂きなさい」と言われます。

頂いたお茶請け用の瓜子


 
 

随意談 第439号(2019年6月29日)   楊品瑜

 
~文化交流~
  実は随分前から教室では、留学予定や駐在員のご家族が受講にきています。

  台湾では、お茶を飲むことは、大事なコミュニケーションの場となっています。

  お茶の淹れ方、おもてなしから台湾歴史文化、生活情報などなど。 ささやかながらの交流場にもなっています。

教室時に前回ご紹介した紙コップで、
お茶を入れてみました。
この日入れたお茶の種類の中で、
一番美味しかったです。
台湾産のお茶はやはり美味しいですね!


 
 

随意談 第438号(2019年6月22日)   楊品瑜

 
~玩茶(お茶で遊ぶ)~
 先日、台湾からお茶の淹れ方を現代化した茶杯を頂きました。 教室に来ている指導師達の分もありました。

  玩茶(お茶で遊ぶ) 先日、台湾からお茶の淹れ方を現代化した茶杯を頂きました。 教室に来ている指導師達の分もあります。

  お茶を通してどう生活を楽しむかをテーマに、ずっと教室運営してきました。 実は商品開発相談も結構関わって来ました。 商品開発と言うとビジネス?

  最近では、タピオカミルクティーがブーム再燃ですが、タピオカミルクティーも中国茶の商品開発の産物です。 ぜひ、ブームだけではなく、いろんな中国茶スタイルを楽しん欲しいですね!



 
 

随意談 第437号(2019年6月11日)   楊品瑜

 
~台南~
 台南市の近況写真が届きました。 手直しすべきところは直し、改築すべきところは改築し、本来の古都から更に芸術文化都市に発展しようとしています。

  写真上は、日本統治時代に建てられた台南市派出所(警察署)で、当時の姿に戻され、今は美術館です。

  写真下は、その隣で日本統治時代に台南神社があったところで、新たに建てられた台南市美術館2館です。 建築界のノーベル賞「プリツカー賞」を受賞した 坂茂 氏の設計で、 台南市を代表する鳳凰花をテーマに建てた美術館です。






 
 

随意談 第436号(2019年5月27日)   楊品瑜

 
~稍微(ちょっと)~
 中山之家を稍微ご紹介しますね!

  より本格的に、中国茶を飲んで頂けるスペースを2007年よりご用意しました。 今回で三箇所目です。

  80年代の ヤンピンの台北の実家をテーマに、いろいろ展開してきましたが、 日本の住宅事情もありますので、今暫くは、写真のような雰囲気で、 中国茶文化を楽しんで頂ければ幸いです。




 
 

随意談 第435号(2019年5月11日)   楊品瑜

 
~中山之家~
 中山之家は連休中に移転しました。 実は初代中山之家は、建物の老朽化で一度移転しました。 

  中山界隈は人気の商店街でして、住宅地としても人気です。 物件待ちで、暫く仮住まいしていたのですが、運よく新しいところが見つかりました。

  ぜひ中国茶、台湾茶、茶文化に興味ある方々に遊びに来て欲しいですね!

  そして、昨年から気軽に中国茶台湾茶を飲む「中国茶の会」を同じく中山界隈の エスポワール にて開催しています。 こちらも興味ある方々にはぜひどうぞ!




 
 

随意談 第434号(2019年5月4日)   楊品瑜

 
~連續休假十天(十連休)~
 連續休假十天ですね! 

 台湾では、旧正月の時期に十連休・十一連休はよく聞いていましたが、 ヤンピンはこの時期、教室があるので、結局、引き続き頑張っています。 今月の中山之家ではこの後、「茶とアロマ」の新規講座、中華街ツアーも予定しています。

まぁ、連休前半、なんとか上野の西洋美術館に行けたのは良かったです。

モネの「睡蓮」
許可を頂き、撮影しました。


 
 

随意談 第433号(2019年4月20日)   楊品瑜

 
~沙拉(サラダ)~
 写真の沙拉は一見日本で売られている普通の沙拉ですが、実は台湾のコンビニで売られている沙拉です。 ドレッシングも和風醤(和風ソース)となっています。

 中華圏では元々生野菜を食べる習慣がほとんどなく、今でも食べられない人がいます。 いろんな意味で、火を通した食べ物のほうが安心するからです。

 台湾ではかつて、沙拉はホテルなどの高級レストランでしか食べることができなかったと思いますが、 いつのまにかコンビニで気軽に買える一品となっていたのですね!





 
 

随意談 第432号(2019年4月4日)   楊品瑜

 
~新宿御苑~
 何年ぶりだろう?久しぶりに新宿御苑に行って来ました。 千駄ヶ谷門の近くに完成間近の新国立競技場もあるので、こちらも見て来ました。

 新宿御苑はもういつだったか、台湾閣があるのを紹介され、連れられて行った以来ですね!

 先日行った時、桜は八分咲きだったと思いますが、平日でも人いっぱいでした。





 
 

随意談 第431号(2019年3月18日)   楊品瑜

 
~薬膳講座~
 先日急遽「薬膳とは?」の講座を開催しました。 健康作りで悩んでいる方は、多いようですね!

 一番気軽にできる健康法は、お湯を注いでお茶を飲むことかしら?というお言葉も頂きました。 確かに定期的に受講している方は、あんまり病気の話しないですね!皆さん健康作りの達人のように思います。

 ヤンピンは元々外祖母が家族の健康を考えて、漢方医に弟子入りし、 その知識を母が受け継いで、ヤンピンは又自分の子どもの健康のために勉強もして、今日に至っています。

 子育て経験しているので、食育の大切さつくづく思いました。 薬膳教室は、元々お茶の教室で出したいろいろな家庭料理を作ってみたい要望から確立した講座です。 今では、一人一人に合わせた食材や献立料理を食べてもらっています。 多くの方々を一気に対応はできないのですが、今後は開催日を増やすか?検討しています。

次回薬膳教室で新たに使う食材



 
 

随意談 第430号(2019年3月11日)   楊品瑜

 
~長崎茶~
 中国茶の会が再開されたせいなのか、すっかり教室では健康のために、お茶を飲みに来てくださる方が多くなりました。 そして、日本中、世界中からもお茶が集まるようになりました。

 そして、先日は珍しい長崎島原産のお茶が届きました。 もともと教室では長崎でも教室を開催していましたが、最近は月日も経ち細々となりました。

 九州のお茶は、中国式緑茶の製法を受けた歴史がありましたので、教室でも好む方が多いです。 勿論中国式で淹れています。

教室に届いた島原茶



 
 

随意談 第429号(2019年2月5日)   楊品瑜

 
~顔真卿展~
 東京上野にある東京国立博物館で開催されている 特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆」 に行ってきました。

 貴重な文化財でもある台北故宮博物院所蔵の「祭姪文稿」も頑張って並んで見てきました。 顔真卿自筆の書は非常に少なく、なかでも「祭姪文稿」は歴代の皇帝が所蔵した名品です。 作品に歴代の皇帝の印が押されているのが、その証明です。

 会場には沢山の中国系の方々がわざわざ「祭姪文稿」を見に本国から来ていました。 情熱的に蘊蓄を語る方々が多く、盗み聞きをしたいわけではないのですが、皆さんの思いを聞きながら列に並びました。 とても勉強になりました。

撮影OKのブースで撮りました。
横に少し人が見えると思います。
大作です。


顔真卿の字帖
ヤンピンが中学から使用したものです。


 
 

随意談 第428号(2019年1月10日)   楊品瑜

 
~文房四寶(文房四宝)~
 新年明けまして、おめでとうございます。 昨年年末は結構な数の教室が急遽開催され、気が付いたら新年で、やっとひと段落てところです。

 新年早々気にもしていなかった子供の書初めが入選し、新聞に掲載されたこともあって、てんやわんやしています。

 パソコンの時代なのですが、ヤンピンはかつて通っていた台湾の学校では、 日記、週記(週一に書く日記)と全部お習字で書く学校だったので、 当時はとても辛かったのですが、今は何故かやってよかったです。 今思えばもっと大変だったのは先生、毎日筆で直して、学生に返却していました。 時には、もう一冊の予備で、と言うのもあったのですけどね!  そう言うこともあって、子供たちにも習字させています。

 通った台湾の学校は、中学から文字を書くのもボールペンでした。 数学もボールペンで計算。 よく考えてから書くためだそうです。 当時は修正液もない時代、間違いを直すのがとにかくとてもとても大変でした。 今は消せるボールペンもあるので、どうだろね!

台北故宮博物院内、皇帝の書斎です。
しっかりと文房四寶(筆、紙、墨、硯)があります。


 
 

随意談 第427号(2018年12月25日)   楊品瑜

 
~家寶其五(家宝其の五)~
 写真の本、台湾の国立中央図書館から発行されたものですが、 内容が凄かったです。 お茶に関しては、写真を中心に所属指導師がほとんど見つけ出してくれました。 その他、 各分野の内容もよく集められたと思います。

 主に日本統治時代の資料、写真に感動しました。当時の美術史や活躍した台湾人や日本人までが紹介されています。

 教室で閲覧できるようにしたいと思います。

付箋が貼られているページに
お茶に関する記載があります。


 
 

随意談 第426号(2018年12月8日)   楊品瑜

 
~布朗尼(ブラウニー)~
 布朗尼と鳳梨酥(パインナップケーキ)が合体した鳳梨酥を頂きました。 初めての食感でしたね!

 今月は教室土産がとにかく多く、賞味期限のタイミングもあって、食べきれるのかなぁ?と言う不安もあります。 でも開けたらびっくり!! 可愛いので、やっぱり食べてしまいます。

 頂いた皆さんありがとうございます。ごちそうさまでした。






 
 

随意談 第425号(2018年11月29日)   楊品瑜

 
~新鮮又芳香的花圏(アロマフレッシュリース)~
 先日 初めての試みで、 ヤンピンが育てたハーブ約10種類を使ってフレッシュアロマリース講座を教室で開催しました。

 一部足りないものは購入しましたが、ほとんどが、その場でハーブを切って作りたいように皆さんは作ったと思います。 実は育てたハーブは鉢植えであります。 肥料は中国茶の茶殻です。

 そして、天然のアロマ浴を浴びながらリースを作るので、作り終えた頃には頭がスッキリとなって、 皆さん気分爽快となって帰って行きました。 機会があればまた開催したいと思います。






 
 

随意談 第424号(2018年11月17日)   楊品瑜

 
~家寶其四(家宝其の四)~
 家寶になるのかよくわかりませんが、台北にある國立國父紀念館(孫文記念館)の非売品の画集をもらいました。

 國父紀念館と言えば早朝からいろんな人達が広場に集まって、気功や太極拳の体操、ダンスをやっているのでも有名です。 気候のせいで、涼しい時間帯の早朝と夜に運動する方々が多いようです。 子供の自転車の練習も夜、公園に来てやっていると親戚に聞かされていました。






 
 

随意談 第423号(2018年11月13日)   楊品瑜

 
~新宿歷史博物館(新宿歴史博物館)~
 紹介するのが、すっかり遅くなりました。教室の散策講座で、新宿歷史博物館に行って来ました。 思ったより来客数が多く、混んでいました。

 中村彝さんのファンなので、また時間見つけて、かねがね聞いていた 「中村彝」のアトリエ記念館 にも行ってみようと思います。

新宿歷史博物館




 
 

随意談 第422号(2018年11月3日)   楊品瑜

 
~東京國立近代美術館工藝館(東京国立近代美術館工芸館)~
 大学の時から行っていた東京國立近代美術館ですが、当時は絵に夢中だったせいなのか?工藝館の存在を全然知りませんでした。

 本館から少し離れた場所にあったのですが、先日行ってきました。 常設展がないのはちょっと残念ですが、次回は 棗(茶入れ) をやるようなので又行って来ます。

東京國立近代美術館工藝館




 
 

随意談 第421号(2018年10月22日)   楊品瑜

 
~佛跳牆~
 佛跳牆などの薬膳スープの缶詰めを頂きました。 結構本格的な味で美味しかったですね!

 教室でも作ることがありますが、材料を揃えるのに一苦労と言うのはよくあります。

 ここ数年の受講者は、お茶の教室でもそうですが、健康のために来ている方も多くいらっしゃいます。 身体のリズムになっているようです。






 
 

随意談 第420号(2018年10月10日)   楊品瑜

 
~秋葉原~
 最近何かと秋葉原に行っています。 乗り換えで行くことも多いです。

 思えば、秋葉原は電器街だったのに、最近はすっかりオタクの聖地ですね!

 駅ビルのエスカレーターに乗っていると、 台湾からの大学生(多分)グループがガラス越しに見えたゲームセンターに興奮している様子を見て、一瞬騒ぐこと?と思いましたが。

 よくよく考えるとずっと映像の中で見て来た秋葉原の光景が目の前に現れたので、興奮した姿、かわいいと思いました。

駅構内で買いました




 
 

随意談 第419号(2018年9月25日)   楊品瑜

 
~便當展(べんとう展)~
 東京都美術館で開催されていた便當展に行ってきました。

 便當の展示会なので、どのようにして開催されるのかワクワクでしたね!

 でも、面白かったですね!

 台湾では冷たい便當を食べる習慣がないので、前にもお話したと思いますが、 通っていた学校では朝持って行った便當を保温する温蔵庫に入れるのが日課でした。 そして、便當を持って行けない人は給食でしたね!ヤンピンは給食が羨ましかったですけど。 なぜなら、当時ヤンピンが通っていた学校の給食は、ほとんどが大陸から来た退役の軍人さんがコックでした。 なので、いろんな台湾で食べられない中国の各地方の家庭料理が食べられたからです。

 またよく教室で、日本で言う握り飯を中華圏で見かけないと聞かれました。そうかもしれないですね! 熱いおにぎり難しいですね!

 そして、便當担当は必ずしもお母さんではないです。台湾では、結構お父さんも台所にはいります。






 
 

随意談 第417号(2018年9月5日)   楊品瑜

 
~深川江戸資料館~
 江東区にある 江戸資料館 に行ってきました。

 前から「水茶屋」を見たくて、やっと見てきました。 水茶屋とはお茶の葉を売る「葉茶屋」に対して、いわゆる茶湯(液体となったお茶)を売るところ、 喫茶店のことだそうです。

 ヤンピンの幼少期ではお茶を担いで、道端で飲めるお茶を売って起業した社長さん結構いました。 日本でもお茶を担いで売っていた話を聞きます。 機会があれば、又いろいろ取材してみたいです。

資料館内の広場に展示されている
「水茶屋」




 
 

随意談 第416号(2018年8月30日)   楊品瑜

 
~思い出横丁~
 最近仕事で、又ちょこちょこ新宿に行っています。

 思い出横丁は、昔よく親戚に誘われて行きました。 新宿はなんだかんだ台湾の人には人気の街です。 買い物もしやすいです。

 月日がずいぶん経ち、もう居なくなった親戚もいっぱいで、 思い出横丁は確かに思い出いっぱいありましたなぁ~。






 
 

随意談 第415号(2018年8月20日)   楊品瑜

 
~家寶其之三(家宝其の三)~
 やっと実家から持ってきました元総統に頂いた家寶。 ものより名刺の方が価値があったりして…。

 台湾北部、陶磁器の街「鶯歌」産の壺です。 鶯歌は幾度も行っていて、行く度に新しい発見がありますね!

 そして、残念ですが管理が悪く、名刺は色褪せてしまいました。 奥様と連名で頂いています。






 
 

随意談 第414号(2018年7月30日)   楊品瑜

 
~好熱喔!(暑いですね)~
 日本がめっちゃ暑い話を台湾の親戚に話すと日本は「騎樓」がないからと連発されました。

 「騎樓」とは、台湾に行くと商店街を歩いていてバイク多いなぁ~と思うことが多いと思いますが、そうですバイクの駐車場にもなってしまった屋根付き廊下です!  二階がせり出して屋根となっています。 暑さ対策の他、急な雨を凌いたりもできます。

 台湾の暑さ対策は徹底しています。 昼間なるべく外に出ない、昼間働く人も多いのでお店、病院結構開始時間が遅いところが多い、夜遅くまで空いています。 暑い夏は朝、夕方の涼し時間帯になってから公園で運動したりしていますね!

 このほか学校、会社は昼寝の時間があります。 身体を休ませた方が、身体の働き効率が上がるからでしょうね!

 ここ数年台湾は世界幸福度ランキングでは、ずっとアジア1位を保っています。 社会の多様性、窮屈感がないのが台湾人の考え方でしょうね!  それにしても日本の夏暑すぎです。

最近自転車を使う人が多くなったので、
騎樓は駐輪場にもなっています。




 
 

随意談 第413号(2018年7月21日)   楊品瑜

 
~火鍋(鍋料理)~
 暑い毎日が続き、教室の受講者などから食生活の問い合わせが沢山ありました。

 まず、実は台湾では暑い夏でも火鍋を食べます。 これは調理温度からではなく、薬膳の考え方に食材には「身体を冷やす、特に影響がなく、身体を温める」の三種に基づいて、献立を考えているからです。

 夏野菜は身体を冷やすものが多いとされ、鍋にすることで、たくさん食べられます。 又、冷たいものを食べ過ぎた内臓を労る意味で鍋を食べたりもします。

 お茶も実はこの三種に分けられます。 薬膳に関する本や資料沢山検索もできます。 少しでも参考にされると幸いです。






 
 

随意談 第412号(2018年7月9日)   楊品瑜

 
~哈買二齒(歯が合わせて二本)~
 ヤンピンの幼少期、テレビがそう普及されていない時代、布袋劇(人形劇)は人気の娯楽だった。 そして、よく廟のお祭りなどでイベントの目玉として開催されていた。

 同時に当時では「老人茶」(年配者が工夫茶器を使って淹れることが多いのが名の由来) のお茶会も開催され、社交場にもなっていたのです。  この時代を知っている人には、「哈買二齒」と言う布袋劇の人気キャラクターをよく知っているはずです!


 「哈買二齒」は台湾語で歯が合わせてと言う意味、 文字は音からの当て字、「哈麥二齒」で充てることもあります。 その後、流行語のように歯が2本生えた子どもはついつい「哈買二齒」と呼ばれるようになりました。

 写真は中山之家を整理していた時に出て来た写真。 よくよく見ると子どもがバナナの木を見てうれしそうに笑っているが、歯がなんと2本。 懐かしい~






 
 

随意談 第411号(2018年7月2日)   楊品瑜

 
~「長崎與天草地方隱性基督徒相關遺產」被列為世界文化遺產(「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録)~
 ヤンピンが初めて長崎を訪れた時、無知過ぎて強烈なカルチャーショックを受けていました。

 隱性基督徒(潜伏キリシタン)の話は歴史上の遠い話ではなく、実感しましたね!

 うまく表現できませんが、それまで住んで来た京都、神戸、東京・・・ここは日本?
外国人であるヤンピンには日本のことを知らなさ過ぎたと思いました。

 その後熊本、天草などなども訪れています。すっかり九州の虜となりました。

長崎空港内から撮りました。




 
 

随意談 第410号(2018年6月23日)   楊品瑜

 
~郵票博物館(切手の博物館)~
 最近ちょこちょこ通っています。東京目白にある 郵票博物館。 目的は、もちろんお茶関連の郵票(切手)を買い集めているからです。

 メールの時代なので、世界的に郵票の発行数が減っているように思います。 あってもあれ?この郵票を発行している国は中国?いやいやそれは中国人収集家を意識した切手だよ!と言われることも。 一度セールがあるからと言われ、購入した時も中国の切手だけはセール対象外でした。

 郵票は子供の頃に親に言われ、なんかよくわからない状態で集めたりやめたりしていましたが、 ある時中国のインテリエリートの友人にものすごく立派な郵票集(切手の収集ブック)を頂いた時に、 あなたは集めていますか?と聞かれ、ものすごく立派なお茶と合わせて頂いた時に、 やはり教養として必要と思い再開しました。 けどなかなか…

 とりあえずパンダファイルを購入し、コツコツと整理しています。 因みにヤンピンが集めているものは人気がないものらしく、格安で購入できます。






 
 

随意談 第409号(2018年6月18日)   楊品瑜

 
~臺灣甜點(台湾スイーツ)~
 中山之家の移転により、設備の改善でより多くの食べ物を出すことができています。

 元々お昼を跨いで受講する方々には、台湾流に無料で食事も出していましたが、 最近は、我が家の子供たちが作っているデザートをどうやら楽しみにしてくれている方々も増えました。 なかには、子どもの成長を一緒に見守って来てくれていた受講者も多く、とても感謝しています。

 そして、親戚からの最新台湾食材のお土産もパワーアップしています。紹介し切れないのですが、 教室で食べて頂けるものは出しています。

 先日はやっと指導師コースで「魯肉飯」ルーロー飯を出しました。久しぶりに出したのかもしれないのですが、 何せ30年近く教室をやっていますので…台南担子麵はよく出しています。

 茶芸教室は作法重視と思われがちですが、もてなすことも大事です。もてなし方はさまざまです。 子供達はまだまだ修行中ですが、台湾スイーツのリクエストも多いので、 機会があればまたお披露目したいと思います。

玉子は茶葉蛋(茶玉子)です。




 
 

随意談 第408号(2018年6月9日)   楊品瑜

 
~PECK(ペック)~
 久しぶりにPeckに又通い始めています。

 前職で市場調査を担当した時、いろいろと通わさせて頂きました。

 いっぱい買って食べました。 仕事上特に何かに繋がった記憶はなかったのですが、久しぶりに食べると懐かしいですね!

 思わず子供達にも食べさせてあげたいと思いました。 結局なんだかんだパスタがお気に入りのようです。

 PECKは台湾にも出店しています。 麵包店(パン屋)として知られているようですね!





 
 

随意談 第407号(2018年6月2日)   楊品瑜

 
~乾隆瑠璃(乾隆ガラス)~
 サントリー美術館で開催の乾隆瑠璃展に行ってきました。 瑠璃については、昔頼まれて仕事したことがありまして、あんまりうまくは行かなかったのですが、 作品幾つかは著書の表紙に使わさせていただきました。

 中国茶の世界でも清朝の乾隆帝の時代は大変お世話になりました。

 お店で出されたお茶が美味しかった時、指で机を叩く仕草が習慣的にあります。 一説では、乾隆帝のお供が皇帝が淹れたお茶が美味しく、身分がばれないようにお礼のつもりでやったのが始まりだそうです…

 しかし、どこまでが真実で、誰かその場に立ち会ったのでしょうか???ですが…
まぁ深く考えず、真実はともあれお茶を飲んで、いろいろ蘊蓄を語るのが中華圏の皆さんのお茶の楽しみ方なので、 伝承して行きたいとは思います。







 
 

随意談 第406号(2018年5月24日)   楊品瑜

 
~DIC川村記念美術館~
 陶芸展と併せてDIC川村記念美術館に行って来ました。 風光明媚で、茶室でお茶も頂けて、贅沢な一日でした。

 最近は指導師達の教室でお茶出しをヤンピンが担当しています。 正直人手不足です。長年やって来た教室のかたちが理解されて来たのか、やりがいを感じてくれる方々も多く、 いろいろなお茶の教室も楽しめるので、受講生もわくわくですね!

 美術館で過ごす時間はヤンピンにとっても充電時間なので、いろいろ企画をまた立てて行きますので、 ぜひ興味ある方々のご参加をお待ちしています。







 
 

随意談 第405号(2018年5月16日)   楊品瑜

 
~牛久葡萄酒莊(牛久シャトー)~
 日本に住む家族、親戚一同で 牛久葡萄酒莊 でバーベキューをしてきました。 正確には鉄板焼き風バーベキュー?

 そして、ワインの作り方も勉強してきました。樽の貯蔵庫面白かったです。 子供たちは自分たちの生まれた年の葡萄酒(ワイン)を飲みたいと言い出して、お酒は二十歳になってからね!

 ともあれお料理は美味しかったし、天気も良く、てんやわんやで楽しかったです。







 
 

随意談 第404号(2018年5月7日)   楊品瑜

 
~三叔(ヤン家三番目の叔父さん)~
   寂しいことに、ヤンピンの支援者がまた一人亡くなりました。 三叔とは小さい時大家族生活で同居し、お茶の師匠の一人でもあります。

 三叔の詳しい生涯は、よく覚えていませんが、 台湾の最大手のお茶屋に勤め、屛東の獅子會(ライオンズクラブ)の会長を務めたことは記憶深いです。

 三叔はお茶の淹れ方、飲み方、楽しみ方、仕入れ先、茶菓子にまで精通し、 時々よくわからない展覧会にも連れて行ってくれました。 特に石の展覧会は記憶深い、石の何見るのか?と思いつつ、到着した会場の来場者の多さに圧倒され、 偽物やらいろいろ説明を聞かされました。

 また食にも精通し、海で釣ったエビは火を通すと薄いオレンジ色、養殖は赤いと言われ、 現在では絶対に食べてはいけないカブトガニを私に食べさせようとわざわざ港に寄り、 卵を食べるのならば雌、肉ならば雄とも言われ、初めてみたカブトガニ、食べるの?と思いつつ、 帰宅後調理を任された叔母が調理できないと言うと我來(私がやる)と言って、調理した。 お料理もとても上手な方でした。

 このほか、いろいろ昔の台湾ならではの思い出やエピソード、いろいろありました。 そして、ここ数年は息子さん、私の堂弟(同姓のいとこ)が代わりに台湾のお茶通にしか入手できないお茶を手配してくれています。

 いろいろ教えてくれたこと、思い出を大事にし、これからも頑張って活動して行きたいと思います。
三叔我永遠不會忘記您!謝謝三叔!
(永遠に忘れない、ありがとう三叔)





 
 

随意談 第403号(2018年4月21日)   楊品瑜

 
~家寶其二(家宝其の二)~
  教室の受講者が関東近辺在住だけではないため、なかなかみんなに都合のよい会場が決められず、 「茶芸珍蔵展」の開催が滞っています。

 茶芸珍蔵展では皆さんの大事な茶器を預かるので、 会場に持って来るのにも一苦労と言う方々が沢山いらっしゃいます。 なので、次の開催はまだ検討中ですね!

 家寶で思い出したのが、第三回の時に父から数々の台湾の大学から贈られた記念品をもらいました。 ネクタイが一番多かったのですが、使用済みも多く、こちらは家に置いてきました。 なかには金の彫像品もありました。 金箔かもしれないのですが、吃驚です。

 写真は第2回茶芸珍蔵展で展示したものですが、少し展示しました。さぁ?どれでしょう?
探してみて下さい。





 
 

随意談 第402号(2018年4月7日)   楊品瑜

 
~家寶?(家宝)~
  実家をいろいろ整理していたら、總統府(総統府)土産をいろいろもらって帰ってきました。

 父の仕事で、学術関連やら学生をよく總統府にお連れしていたので、多分その時のお土産ですね!

 台湾では、送禮(プレゼントを贈る)は友好親善の証しなので、初めてお会いした時には、 見面禮(初めてお会いするプレゼント)と言うのもあります。 また、その場で知り合った人からちょっと待って、 と言われ暫くしたらこれプレゼントと渡されることもあります。

 なので、ヤンピンと一緒に台湾に行くとスーツケース一杯のプレゼントで戸惑う人もいます。 どうやらお返しを考えてしまうようです。

 時には、日本人なので、「お返しします」と主張されることもありますが、 文化交流なので、「日本の風景、よくあるのが富士山、桜など日本の年間行事がわかるハガキを送られてはどうでしょうか」 とお勧めしています。
茶杯の下に「總統府」と言う
刻印(焼印?)があります。




 
 

随意談 第401号(2018年4月7日)   楊品瑜

 
~一代傳一代(代々伝わる)~
  今から数えて、たぶん40年ぐらい前に、日本土産で父に買ってもらった油絵具セット。

 そのあと大学四年間たっぷり使い、卒業と共に引退、と思っていた絵の具セット。

 なんと今年から子供がやっぱり使う?ということで、復活しました。

 勿論中身は使えるものは使い、使えないものは交換しました。 一番喜んでいるのは外祖父(ヤンピンの父)でしょうね!

「YAN」は当時のヤンピンのあだ名




 
 

随意談 第400号(2018年3月19日)   楊品瑜

 
~神谷傳兵衛~
 いつだったか?十数年前?清朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀の実弟溥傑夫妻が 新婚で過ごした が千葉にあると所属指導師から情報を得て、 教室でツアーを組み行ったことがありました。 勿論その後も時々行っています。

 そして、その時必ずもう一カ所立ち寄るのが浅草にある「神谷バーで有名だよ!」と教わった神谷傳兵衛の 「旧神谷傳兵衛稲毛別荘」です。

 ワインについては素人ですが、建物の中のワインの原料である葡萄の彫刻が素晴らしいと言われ、 必ず拝見してから帰っています。

 最近仕事の打ち合わせなどで牛久に行くことが数回ありまして、 散策していたら、「牛久シャトー」に立ち寄って来ました。 こちらは神谷傳兵衛が 1903(明治36)年に茨城県牛久市に開設した日本初のワイン醸造場だそうです。 フランスに現存した醸造場をモデルに、ボルドー地方の技術を用いて、 葡萄の栽培からワインの醸造・瓶詰めを一貫して行なっているのだそうです。

 現在は「近代化産業遺産」に認定され、国の重要文化財にも指定されています。 現在は園内をいろいろ見学したり、お食事もできます。 機会があれば、教室の皆さんと訪れてみたいと思います。 ただ、教室的にはお茶好きが多いので、ツアーが成立するのかが微妙ですね!






 
 

随意談 第399号(2018年2月17日)   楊品瑜

 
~Instagram(インスタグラム)~
 インスタグラム を開設しました。
 ホームページで紹介しきれなかった写真を載せています。 まだ、不慣れなところも多く、何かの参考になると幸いです。

 台湾情報も載せて行く予定です。多少マニアックになるかも知れないですね!
また、随意談は台湾のファン、留学生も随時読んで頂いています。 日本の情報も提供して行きたいと思います。きまぐれかもしれませんが、よろしくお願いします。






 
 

随意談 第398号(2018年1月27日)   楊品瑜

 
~比賽茶(受賞茶)~
 ここ数年長く教室に来て頂いている方も多く、年末には感謝の気持ちを込めて、 日本でなかなか買えない受賞茶などを教室ではプレゼントしています。

 入手状況もありますので、必ずこのお茶と言う保証はできないのですが、 いろいろご家族にも飲んで頂きたいので、できる限りの範囲内で提供させて頂いています。

 昨年は写真のお茶です。 少量ですが、凍頂烏龍茶の品評会での上位受賞の常連です。

福寿凌雲茶



 
 

随意談 第397号(2018年1月20日)   楊品瑜

 
~二二八和平公園~
 総統府近くにある『二二八和平公園』はヤンピンの高校時代では、 『新公園』と呼ばれ、ちょっとしたデートスポットでした。

 ヤンピンが当時通っていた学校のスクールバスもそうでしたが、 たくさんの学校のスクールバスが近くに止まり、 下校後新公園を通ってよく西門町まで歩いて遊んでいました。ヤンピンは当時寮生活していましたので、 週1の帰宅は開放感満載でした。

 新公園には国立歴史博物館が、隣接していました。 こちらは誰も行きたがらなかったです。 今思えば展示方法がちょっと…暗く、物が置いてあるだけで学校の課外授業で無理やり連れて行かれた記憶しかないですね! また、故宮博物院に比べ、華やかさが寂しかったかも知れないですね!

二二八和平公園にあるモニュメント


総統府


 
 

随意談 第396号(2018年1月13日)   楊品瑜

 
~拜年(年始の挨拶)~
 台湾では、元日から親戚や友人宅を訪ねての拜年の習慣があります。

 実はこの習慣、日本にいる台湾人達でも行われていて、元日から結構忙しいです。 元日と言っても正式には旧正月の元日のことですが、日本に住む台湾人達は旧正月に帰省する人が多いので、 日本の元日は祭日でもあるので、実際は日本の元日に行うことが多いですね!

 各地で集まりもあります。ヤンピンは数回日本の元日の拜年の会に出たことがあります。 日本にいることを忘れさせるつかの間の台湾タイムでした。 

 写真は新年早々教室で頂いた羊羹です。リボンを除いて、熨斗、包装の布まで、全て手作りです。

 ちなみに台湾では、拜年は新年の挨拶に行く意味合いが強く、新年の挨拶だけならば『賀年』とも言います。 年賀状は『賀年卡』。 そして、熨斗は付けませんが、拜年は日本同様手土産は持って行きます。 台湾では送禮(プレゼント)の習慣は盛んです。 会うだけで『見面禮』(会うだけのプレゼント)と言うのもあります。

 ヤンピンと台湾に帰るとこの見面禮をもらい過ぎて、戸惑う人も多いのですが、 実はお返しと言う習慣はなく、また会うことがあれば差し上げればいいのですが、 どうしても返したい方には日本の桜や富士山の写真付きはがきを送ってはどうでしょうか?はお勧めしています。 很有日本味(日本的)で大変喜ばれますよ!



 
 

随意談 第395号(2018年1月6日)   楊品瑜

 
~這是什麼(何これ)~
 大家新年好!
 新年明けましておめでとうございます!
 今年もよろしくお願いします。

 年末、不思議な写真を子どもが入手した。 あまりにも可愛いのでご紹介します。

 答は『刺猬』です。
さぁ~刺猬とはなんでしょうか?

 中国では長江から北部にも生息しているらしいのですが、 台湾は高温多湿な気候なので刺猬の居心地はどうでしょうね!



 
 

随意談 第394号(2017年12月30日)   楊品瑜

 
~蛋(卵)~
 子どもが旅行中に見つけた珍しい蛋の自販機、 蛋・蛋・蛋・只賣蛋(卵だけを売る)、迫力満点です。

 ヤンピンが始めて日本に来た時、日本の蛋が白かったのも吃驚でしたが、 蛋の自販機にも吃驚です。 機械を開発した人も凄いですね!

 どんな人が買うのかも気になりますね!

卵の自販機


 
 

随意談 第393号(2017年12月16日)   楊品瑜

 
~搬家(引っ越し)~
 契約満了にともない、中山之家搬家了(引っ越ししました)!

 新しい中山之家の最寄り駅はJR下総中山駅か京成中山駅から数分のところです。 見晴らしがよく、一時的の異空間としては好評のようです。頑張って探しました!

 台所の設備も旧中山之家と比べて、随分改善されました。 落ち着くまで、時間もかかり、すっかりご報告が遅くなりました。

 暫くは会員制のみの教室開催となりますが、一般講座はもう暫くお待ちください。

 写真は引っ越し祝いで、お花、お菓子いろいろ頂きました。謝謝大家!




 
 

随意談 第392号(2017年12月11日)   楊品瑜

 
~椪餅(ポンピン)~
 日本の 椪餅 と言ってよいのか? 長崎の一口香(いっこっこ)を教室土産に頂きました。

 台湾の椪餅は作り方のせいなのか硬くなかった記憶ですが、共にルーツは福建省らしく、中が空洞は共通です。 台湾の椪餅は主に南部で食べられ、ヤンピンの故郷台南ではお土産としても人気だとか…

 一口香は小麦と水飴などでできた硬いお菓子で、フライパンで油をひかず少し焼くと柔らかくなって、食べやすく茶菓子に最適でした。




 
 

随意談 第391号(2017年11月27日)   楊品瑜

 
~枸杞子(クコの実)~
 今年の自家栽培の枸杞子は、ヤンピン的には吃驚するほど大豊作です。 摘み取るのにも根気がいりました。肥料は茶葉だけですね!

 教室では、そのままお湯を注いでお茶にして飲んでいます。 勿論、無農薬なので、そのまま食べることもできます。

 まだ実っていますので、何度か教室で出せそうなので、よかったです。




 
 

随意談 第390号(2017年11月23日)   楊品瑜

 
~ GODIVA ~
 GODIVAの巧克力(チョコレート)をアメリカ土産で頂きました。

 かつての台湾は気候が熱いので、なかなか美味しい巧克力を食べるのが難しかったです。 最近は流通の発達で、台湾でもGODIVAのような高級チョコレートをギフトで贈ることができました。

 今回もらったのはアメリカ在住の親戚、台湾に帰る途中で日本に寄りました。 包装紙(手下げ)から長榮航空(エバーグリーン)の機内で購入したようです。

 子ども達は美味しい、美味しいで食べていました。 日本で買えない種類のようで、残念がっています。




 
 

随意談 第389号(2017年10月30日)   楊品瑜

 
~萬聖節快樂(Happy Halloween)~
 子どもの一人が中国茶に合うデザートやケーキを作りたいと言うことで、 今いろいろな学校に行って、体験講座を受けています。写真は最近作ったものです。 子どもの時からパティシエになりたかったようです。






 
 

随意談 第388号(2017年10月21日)   楊品瑜

 
~好忙!好忙!(忙しい!忙しい!)~
 怒濤の親戚の来日ラッシュがひと段落しました。 この次は、アメリカから紅葉を見に来る親戚の来日ラッシュが控えています。 つくづく来日客の多さに感心しています。

 最近はインターネットのおかげでいろいろな穴場を逆に教えてもらうことが多く、 通訳兼ねて遊びに連れて行ってもらったり、普段行くことがない高級店にも連れて行ってもらったり、ご馳走されたりしています。 皆さん割り勘の習慣がないので、ヤンピンも日本慣れしたのか、なかなか支払いの駆け引きに勝てませんね!




KITTE の屋上庭園からの眺め


 
 

随意談 第387号(2017年10月5日)   楊品瑜

 
~水蓮菜(ガガブタ)~
 親戚から日本でも買える?と聞かれ、「水蓮菜」を紹介されました。 台湾では、シャキシャキの食感で大人気の野菜だそうです。

 食べたことがあったか否かは記憶が曖昧ですが、日本のスーパーなどで見かけたことはなかったと思います。 今度外資系のスーパーで探してみます。






 
 

随意談 第386号(2017年9月7日)   楊品瑜

 
~日本橋三越~
 子供が日本橋三越にある「天女(まごころ)像」を見たいと言うことで、一緒に行ってきました。

 一階から四階にそびえ立つ天女像に、さすが美術専攻の子供はとてもとても感動したようです。 小さい時も見ているのだけれどね~

 ただ、その時は高速道路の下にあった日本橋の橋がメインでした。 最近りっぱな観光案内所もできて、びっくりです。

 せっかく日本橋に来たので、例の如くお茶探しをしてきました。 今回出会ったのは、HIGHGROVE(ハイグローヴ)と言うチャールズ皇太子のブランド商品です。

 Organic Prince of Wales Blend Tea ( オーガニック プリンス・オブ・ウェールズ)の 紅茶を初め、 数種類購入し教室で飲んで頂きました。 ダージリンの緑茶もありました。 結構本格的な茶葉選びでさすがと思いました。


天女(まごころ)像


Organic Prince of Wales Blend Tea
(左)など



 
 

随意談 第385号(2017年8月21日)   楊品瑜

 
~茶點(茶菓子)~
 実は今、まだ高校生の子供が一生懸命中国茶に合う茶點をあれやこれやで試作してくれています。 いろいろ食べたり、飲んだりして、中国茶に合う茶點が少ないと思ったようです。 まだまだ納得したものはできていないのですが…

 写真は家族からのリクエストがあった生チョコのチョコレートケーキとアールグレイ茶葉を使ったフィナンシェです。 家族で食べるには問題ないのですが、ここからどう成長するか…ですね!




 
 

随意談 第384号(2017年8月14日)   楊品瑜

 
~眞間川的彩虹(真間川の虹)~
 急な大雨で淹水(床上床下浸水)があっちこっちで起きる映像を見ていると、子供の頃、台北で幾度とヤンピンも経験した淹水を思い出します。 なかなか忘れられませんね!

 淹水に遭われた方々には、一日でも早くいつもの日常生活に戻られますようにお祈りします。


中山之家近くの眞間川で、
雨上がりに撮った彩虹です。


 
 

随意談 第383号(2017年8月07日)   楊品瑜

 
~兩國觀光介紹所(両国観光案内所)~
 JR総武線両国駅西口を出て江戸博物館に行く途中で、凄く賑わっている店なのか?なんなのか?よくわからず立ち寄ってみたら、 立派な土俵が見えました。

 兩國觀光介紹所でした。 両国国技館で何度か相撲を見たことはあったけれど、こんな近くで土俵が見られるとはびっくりですね!

 お土産に両国国技館地下工場で作っている焼き鳥、教室用に北斎せんべいを買いました。 来日の親戚や友人への土産品がまたできました。






 
 

随意談 第382号(2017年7月25日)   楊品瑜

 
~蕎麥茶(そば茶)~
 蕎麥店(蕎麦屋)でお茶を頼んで見たら鉄瓶入りの蕎麥茶が出てきました。

 蕎麥茶を鉄瓶で飲むのは人生で初めてかも…と思いつつ飲んでみました。 味は蕎麥茶でした。

 ただ、蕎麥店で飲む蕎麥茶はもっと味が違っていたような記憶ですが、はっきり覚えていない…に気が付きました。 暫く蕎麥店の蕎麥茶をハシゴしてみようと思います




 
 

随意談 第381号(2017年7月18日)   楊品瑜

 
~墨田水族館(すみだ水族館)~
 やっと東京スカイツリータウン内の墨田水族館に行ってきました。 スカイツリーに行くことがあっても、なかなか水族館のほうに行く時間がなかったので、 夏にまたアメリカや台湾の親戚がいっぱい来るので、先手を打って偵察してきました。

 そして、ヤンピンは最初から最後まで、水槽の角に集まるペンギン達が気になって気になって仕方ないです。 習性なのでしょうか?何かが仕掛けられているように見えないのですが…
本当に気になります。

 梅雨明けしそうでしないこの時期、あっちこっちで急な大雨、台北の天気を思い出します。 また台湾からいっぱい受賞茶、高山茶、東方美人茶が届きました。 では、お茶を飲んでのんびりしましょうね!


水槽の角に集まったペンギン


 
 

随意談 第380号(2017年7月1日)   楊品瑜

 
~奉茶~ Chelsea ~
 長年茶芸教室を開催して来ましたが、時たま飛び込みで、 「私、中国茶が飲みたいです」と言うご要望に遭遇します。

 今回、リラクゼーションサロンを数店舗運営する『チェルシー』の社長さんの賛同もあって、 ひとまず気軽にお立ち寄り頂き台湾茶を飲んで頂けるスタンドを白金高輪店で始めてみました。

 まだ、手探りなところもありますが、お店が落ち着いた頃、ヤンピンのスケジュールが合えば、 茶芸教室を店舗近くの施設での開催も予定しています。


改装前のリラクゼーションサロン
『チェルシー』
開店後落ち着いた頃にまた
ご紹介させて頂きます。


 
 

随意談 第379号(2017年6月19日)   楊品瑜

 
~謝謝大家(皆さんありがとうございます)~
 子供の 大学合格祝い で沢山のお祝いを頂きました。 謝謝大家!

 子どもがお腹にいた時代から知っている受講者も多く、 子どもの成長を協力や見守ってくれた方々も多く、 本当に謝謝大家!

 そして、ずっと準備してきました白金高輪でちょっと中国茶が飲める店や教室開催も企画中です。

 正式なオープン日が決まったらまたお知らせしますね!


頂いたお祝い


 
 

随意談 第378号(2017年6月7日)   楊品瑜

 
~巴別塔(バベルの塔)~
 現在、東京都美術館で「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展」が開催されていますが、 上野界隈の美術館巡りをすることとなり、芸術と科学を融合がテーマの東京藝術大学の「Study of BABEL」展を優先に見てきました。

 三メートル超えの立体化した巴別塔(本来、絵からの試算では510mらしいです)にさまざまな科学的な細工が施され、興味深かったです。

 そして、近くの黒田記念館にも立ち寄ってきました。 名作「湖畔」の展示期間ではなかったのですが、いろいろ説明を聞いてきました。 機会があれば、また行く予定です。


立体化した巴別塔
(写真は許可を得て撮りました)


黒田美術館の入口


 
 

随意談 第377号(2017年5月27日)   楊品瑜

 
~土方歳三資料館~
 博物館学芸員の勉強をしたヤンピンは、教室でもプライベートでもよく生徒さんや子供を連れて博物館、美術館に行きます。 最近行きたい展覧会が多くって、大忙しいです。

 子供たちも小さい時からあっちやこっちの展覧会や美術展を見てきているので、最近では自分たちで調べて、リクエストもしてきます。 そして、学芸員の資格を取りたい~と言い出してはいますが、大学で関連の単位を取ればそう難しい資格ではないのですが、 就職となると狭き門だと思います。 とは言っていますが、ヤンピンはかつて、大学卒業後台北の故宮博物で働かないかのお誘いを受けていたので、 博物館学に興味を持った一因ではありました。 結局違う道に進みましたが・・・さぁ、子どもたちはどうなるのでしょうか?

 そして、一時期教室の茶話によく生徒さん同士で日本の歴史話が会話されます。 ヤンピンはなかなか追いつかないのが現状です。中国の歴史を覚えるので精一杯で、茶史、美術史もあります。 茶史は国別もありますし、美術史は東洋史、西洋史があります。 そして、お茶関連では茶器史もあります。 おぉ、私の頭はどうなって行くのかと思うこともしばしばあります。 ヤンピンの母国語は中国語なので、思考回路はどうなっていくのでしょうか?

 愚痴が長くなり失礼しました。本題の土方歳三資料館ですが、五月は土方歳三(敬称略)の誕生日と命日があるので、行って来ました。 移築した生家は今もご親族が住んでいます。その実家の一室を資料館として開放しています。 開館日、アクセスは ネット で確認できます。

 またご先祖は漢方薬屋さんだったので、ヤンピンには興味深い分野でもありました。




土方歳三が稽古に使った木刀のレプリカ
素振りをすることができます。
結構重かったです。


 
 

随意談 第376号(2017年5月15日)   楊品瑜

 
~中山之猫(中山の猫)~
 JR下総中山駅、中山之家とは方向が逆ですが、法華経の周りには、あちらこちらに寝転がっている地域猫が住み着いていることは、 テレビでも取り上げられたりでちょっと有名な光景です。

 一方で、中山之家にもどこから来たのか、突然数々の猫客が遊びに来ます。 突然塀から飛び降りたり、マネキン猫のように大人しく塀の上に座り、教室の中を眺めているかのようなこともよくあります。

 愛猫家の受講者は、授業中気になって気になってとのこともしばしばとありますが、 多い日には重複しているのかもしれませんが、猫様十名様以上のご来訪もあります。

 猫客たちは、どうやらご近所猫のようで、わかるかたには〇〇さん家の猫だよ!とヤンピンが説明を受けることもあります。






 
 

随意談 第375号(2017年5月6日)   楊品瑜

 
~食品展(FOODEX JAPAN 国際食品・飲料展)~
 いつぶりか食品展に行ってきました。

 ヤンピンが一番最初に中国茶の仕事に関わったのは、実は頼まれて食品展での中国茶屋さんでの通訳でした。 当時はまだ未熟もので、みんなよく我慢してヤンピンを使ったものです。 根気よく専門用語を教えて頂いたおかげで就職するまでの間、毎回呼んで頂いた記憶です。 のちに隣のブースの台湾大手の食品メーカーにも頼まれるようになったのですが、浮気せず、 中国茶1本で頑張った結果が今日に繋がったのでしょうか?

 そう言えば当時の会場は今は無き「東京国際見本市会場」東京都中央区晴海にありました。 モーターショーも開催される会場です。 また地名から会場のことを皆さんよく「晴海」と呼んでいました。 また、交通アクセスがヤンピンが通うのには、何かと不便で、船に乗って通った記憶があります。

 今回の食品展会場は幕張メッセです。なかでも嘉義にある「嘉義県茶文化協進会」荘理事とも意気投合し、いろいろ意見交換もさせて頂きました。

 ヤンピン主催の茶芸教室では、いかに中国茶を生活に取り入れ充実した【茶芸人生】を送るのがテーマなので、 セレモニーには力を入れていないのです。 と言うと『没關係、我們可以交流』(気にしないで、いろいろ交流しましょう!)と言われ、積極性に感動しました。

 流派関係なく窓口を広く広げる考えはさすがに共通していると感じ、一瞬ふるさとの温暖(温かみ)を感じました。


写真は嘉義縣茶文化協進會より提供
最新の活動状況だそうです。



 
 

随意談 第374号(2017年4月13日)   楊品瑜

 


~史蹟足利學校(史跡足利学校)~
 渡良瀬川を渡って、足利學校に行って来ました。

 いつか行ってみたかったところなので、いろいろ勉強してきました。 詳しい紹介は栃木県足利市のホームページに書かれていますので、 ヤンピンのチンプンカンプンな説明よりも、 どうぞこちらをクリックしていろいろ検索してみて下さい。

 日本最古の学校 国指定史跡 足利學校

 そして、勿論せっかく栃木県まで行って来たので、ほかもいろいろ回ってきました。 平日にも関わらず、外国からの観光客もちらほらと来ていました。 話をよくよく聞くと、最近この辺りと言ってよいのでしょうか?街並みや建物が、 時代ものや現代もののドラマや映画の撮影によく使われているようです。

入場券


宥座之器


論語の教科書


お茶の木も栽培されていました。


 
 

随意談 第373号(2017年3月27日)   楊品瑜

 


~升學考試(受験)~
 ご報告ですが、やっと上の子が進学する大学が決まり、いろいろな方々に応援頂きありがとうございました。

 ヒヤヒヤしましたが、四月からは小学校教員図画工作の先生を目指し、学芸員の勉強にも励む予定です。

 小さい時から教室の皆さんにも沢山可愛がって頂きました。 これからは、更にいっぱい勉強して社会や皆さんに貢献できる大人になってほしいですね!

 写真のミニチュアの茶屋は博物館で買ったキットを上の子が作ってくれました。 色も塗りました。 古びた看板はいい風合いが出ているでしょう~と自慢されましたが。 ただ、ごめんなさい。販売されているショーケースのお茶は家にあった中国茶などで間に合わせました。 そのうちちゃんと入れ替えておきます。



 
 

随意談 第372号(2017年3月22日)   楊品瑜

 


~喝茶聊天~
 ヤンピンの教室では、原則、喝茶聊天(お茶を飲んで、おしゃべりする)典型的な中華圏のお茶飲みスタイルです。 教室なので、勿論お勉強もしますが、聊天からいろいろ勉強して頂くのです。 今風に言うとディスカッションですかね!

 何今更このお話をしているのかと言うと、実は先日問い合わせがあったのです。 最近台湾に行かれ、家に招かれる方も増え、家でのお茶会を体験した方々も増え、 逆に日本でもてなしたいとのことで、参考に受講に来て頂きました。

 では、茶飲みケーションの輪ぜひどんどん広げて頂きたいですね!

旧正月の台北のレストランでの、
親族の会食時の写真です。
テーブルにはお茶があります。
こちらのレストランでは、
お茶が冷めないように
キャンドルで温めています。


 
 

随意談 第371号(2017年3月15日)   楊品瑜

 


~靈芝(霊芝)~
 前に長崎を訪れた時に靈芝やサルノコシカケの人口栽培いついて取材したことがありました。

 台湾の知人からもちょこちょこ靈芝茶を頂きます。 そして、教室でもお茶だの薬膳料理だのでいろいろ飲んで頂きました。 高価なものなので、そういつも提供はできないのですが、 最近台湾の靈芝メーカーと会うこととなり、いっぱい提供して頂きました。

 台湾では、美容や健康に気使う若い世代が靈芝茶を飲むようになってきているのだそうです。 美容と健康を意識するのは、万国共通ですね!と思いました。

頂いた靈芝


 
 

随意談 第370号(2017年3月7日)   楊品瑜

 


~牛肉麵~
 ヤンピンの好きな排骨麵(パーコー麺)と並んで好きな拉麵(ラーメン)に牛肉麵があります。 中華スパイスにトマトスープ、食べたいですね!

 実はどちらも高校時代の学校帰りの寄り道でよく食べた青春の味と言いたいところですが、 小さい時から親に連れられ、ちょっと贅沢に食べる一品たちでした。 特に牛肉麵の牛肉は、牛肉を食べる文化がなかったわが家は画期的な料理でした。 写真は留学中の親戚が友人たちに振る舞った牛肉麵です。 結構本格的です。

 因みにヤンピンは黒酢拉麵もよく食べています。 日本でも一時期ブームがあったようですが、お店のメニューにあれば注文していますね!

牛肉麵


 
 

随意談 第369号(2017年2月25日)   楊品瑜

 


~超値星期五(プレミアムフライデー)~
 日本で始まった超値星期五が早速台湾でもニュースになっています。 台湾の方々は元々上手に余暇を過ごされているので、反響が気になるところではあります。

 ヤンピン的には月末は教室開催も多く、会社業務で忙しいので、 早く仕事が終われる方々、ちょっと羨ましいです。

 写真は今月の教室で食べて頂いた普洱茶のポーク煮バーガー、今回は地元のパン屋さんのパンを使ってみました。 トーストの生地だそうです。

普洱茶のポーク煮バーガー


 
 

随意談 第368号(2017年2月13日)   楊品瑜

 


~年糕(お餅)~
 台湾では旧正月に年糕を食べます。 ヤンピンの子供時代では、年末が近くになると祖母を中心に家中旧正月を迎えるための料理作りでてんやわんやです。

 拜拜(神様や御先祖へ拝む)のための料理作りもあって、拜拜する日にちも旧暦でいろいろと決められているようで、 とにかく子供は大人の指示に従ってひたすら後ろにくっついて拜拜していましたね!  説明は聞くのですが、なんの神様さっぱりわからず、とにかく行事をこなすので精いっぱいでした。

 年糕も飽きないように数種類作るので、甘いのしょっぱいのいろいろ、 そして大家族なので、また大きな蒸篭で蒸しているので、 その蒸篭が移動するたびに熱いので子供たちに近寄らないように大人たちが連呼するので、 現場は大げさですがまるで戦場です。

 年糕の食べ方は最初はそのまま切って食べますが、徐々にに固くなってくるので、数日後には天ぷらや料理に使います。

 台湾では最近は旧正月でなくても、食べることができなくはないようですが、自宅で作ることが少なくなってきているようです。

 おかげさまなのか教室では、旧正月期では、ヤンピンが作った年糕を食べることがありますが、 ヤンピンは親が台南出身なので、台南特有の紅豆年糕(小豆餅)をよく出しています。

写真は台湾の親戚からのもので、
天ぷらにされたものです。
食べたいでしょう~と言われました。


 
 

随意談 第367号(2017年1月28日)   楊品瑜

 


~吃年夜飯(年越し飯)~
 除夜に家族みんなで集まって食事をしながら新年を迎えることを一般に、「吃年夜飯」と言います。

 勿論土地風土で、食べ方や料理、習わしはいろいろあります。 よく知られているのは、コイン入り水餃子。ヤンピン家は『圍爐』です。鍋を囲みます。 そしてこの時に食べる料理は『年菜』と呼ばれ、いろいろな願いが込められていて、日本のおせち料理に似ています。

 写真は親戚家から1月27日(旧暦の除夜)に用意した年菜です。 最近はケータリングをしてくれるようです。

吃年夜飯


 
 

随意談 第366号(2017年1月16日)   楊品瑜

 


~鳥居(Torii)~
 明治神宮に行って来ました。 明治神宮は、かつて日本茶の家元からも招待され、茶会に参加した思い出深い場所です。 当時は日本茶の知識不足で、数々の失態をやってしまったほろ苦い思い出もあります。 正座が…でした。

 写真は明治神宮の新しい鳥居です。 前身の鳥居は台湾高山茶の名産地阿里山産のヒノキを使っていたのですよ!  ヤンピンも最初に聞いた時、びっくりしたのですが、木の太さつまり年輪の多いものでなくてはならなかったので、 阿里山は寿命千年以上のヒノキ『紅檜』の宝庫だったのです。
http://www.meijijingu.or.jp/qa/jingu/12.html

 明治神宮のほか、阿里山の神木は沢山日本の神社仏閣に使われているそうです。 今回の明治神宮の新しい鳥居は100%日本産だそうです。 見なれないせいか、最初の印象はやや細いイメージでした。 でもきっとこれから雨風に打たれよりよい味わいの鳥居になっていくのだろうとは思いました。

明治神宮の新しい鳥居


 
 

随意談 第365号(2017年1月4日)   楊品瑜

 


~臺北101(台北101)~
恭賀新禧、新年好!

 台湾から臺北101の花火のビデオが届きました。 諸事情によりここでは、写真でしかご紹介できないのですが、 今年は天気のせいか落ち着いてみることができたようです。

 毎年、風向きで苦労する話をよく聞いていました。 せっかくよく見えるホテルに泊まったのに風向きで煙の中に…と言うぼやきを頂いたこともありました。

 では、今年も引き続き中国茶がある生活をテーマに教室やイベント、そして昨年末教室オリジナル中国茶を発売しました。 物販も頑張っていきたいと思います。 今年もよろしくお願いします!

2017年の臺北101の
跨年煙火(年越し花火)


 
 

随意談 第364号(2016年12月15日)   楊品瑜

 


~刀劍亂舞(刀剣乱舞)~
 「歴女」、「刀女子」と新日本語(?)がヤンピンの周りでもよく使われています。 特に「歴女」は教室でも思い当たる方が沢山いらっしゃいます。

 そして最近では、「刀劍亂舞」と言うゲームのおかげで、ヤンピンも刀史の領域に踏み入れています。

 ヤンピンの日本刀へのイメージは、中国の武器の「剣」と違って、芸術品と言うイメージがありました。

 ゲームね~刀劍亂舞のゲームはやっていないのですが、 いろいろな日本の歴史人物が身近になって、普通の会話に登場してくるので、ヤンピンも多少着いて行こうと思いました。

 因みに台湾の学校に通っていた時、剣を使った舞は運動会でよくやりました。 武術の授業でもやりましたよ!

 とりあえず、国立博物館で刀展があったので見てきました。

写真は許可を得て撮りました。
上から順に、長船長光、
長曽祢虎徹、厚藤四郎の刀です。


 
 

随意談 第363号(2016年11月15日)   楊品瑜

 


~越南咖啡(ベトナムコーヒー)~
 久しぶりに越南珈琲を飲んで来ました。

 ベトナム茶の本を書いた時は、越南はお茶も咖啡も同じお店で売られていると言うことで、 随分と越南咖啡についても勉強させて頂きました。

 実はヤンピンは咖啡をそう飲めないのです。 なので、練乳入りの咖啡にしましたが、修行が足りず、結局同伴した子供が飲みきってくれました。 お茶の国育ちなので、やはり咖啡はアメリカンコーヒーかカフェオーレを飲むので精いっぱいです。

 写真奥は蓮茶です。 スプーンの上にあるのは、料理で串代わりに使った甘蔗 (サトウキビ)です。 思わずかじってみました。 勿論串に使ったものなので、味はなかったです。 台湾では、甘蔗 はガムのようにかじって食べたり、絞ってジュースとして飲みます。



 
 

随意談 第362号(2016年11月7日)   楊品瑜

 


~Hello Kitty 彩繪機(ハローキティジェット)~
 来日外国人観光客2000万人を超えたそうです。 なかでも台湾からの来日客数は上位を占めているとまではよく報道されていますが、 ぜひ台湾からの来日した人口比率、リピート率も気にしてほしいですね!

 そして、先日来日した親戚が運良く Hello Kitty 彩 繪機に乗ることができました。 写真をいっぱい頂きました。 羨ましいです。 ヤンピンもいよいよ来年帰省予定です。長輩(目上の親戚)たちが心配し、子育てもひと段落しただろうの呼び戻しです。

 うちの子供たちの巨大さを見てびっくりするだろうと言ったところ、 今まで送った写真は全て大接間に飾ってあるから知っていると言われました。 どおりで来日した親戚達はうちの子供とすぐ親しくなれていました。 成長過程の写真全て残っているそうです。 実はヤンピンの実家も壁一面の写真です。 そう言えば、いつの間にかヤンピン家もです。 文化なのかしらね!





 
 

随意談 第361号(2016年10月17日)   楊品瑜

 


~美式鬆餅(パンケーキ)~
 台湾では、パンケーキを「美式鬆餅」と呼んでいるようですが、 ベルギーワッフルを「鬆餅」とも呼んでいました。

 そして、子供と一緒にやっと人気のパンケーキ屋に行って来ました。 ヤンピンにはホットケーキとの区別がよくわかりませんが、食べた感想としては夏威夷(ハワイ)が懐かしかったです。 随分前に行ったきりですが。

 夏威夷は中華圏でも人気の観光地ですが、日本ほどではないように思います。 夏威夷に行くのならば琉球(沖縄)が良い、ともよく言われました。 琉球で結婚式を挙げるのも最近台湾で人気のようです。

子供が注文した「美式鬆餅」です。


 
 

随意談 第360号(2016年9月26日)   楊品瑜

 


~Tamahide(玉ひで)~
 人形町に仕事で行っていた時代がありました。 いつも Tamahide は長蛇の列。 なので、いつか食べに行きたい店でした。

 仕事がひと段落した後、一度だけ頑張って並び、食べて来ました。 レストランというよりもおうちランチという感覚で、相席でした。 勿論名高い親子丼を食べました。 味は、伝統的な味だそうですが、薄味のヤンピンには、江戸的?関東的?濃厚な味に感じました。

 今では、なかなかまた人形町で並んで食べる機会がないのですが、先日、東京ソラマチの「玉ひで いちの」で食べて来ました。 レジで注文し、清算しての入店方式ですが、レジの方が正座してやりとりをしてくれるのには、恐縮しました。 ヤンピンたちは土足です。 もの凄く日本的に思えた瞬間でした。



 
 

随意談 第359号(2016年9月19日)   楊品瑜

 


~東京晴空塔(東京スカイツリー)~
 子供たちが言うには、建設中の東京晴空塔は学校の校舎からずっと見て来たので、 「今さら行くの?」ってところだそうです。 勿論建設中も幾度か見に行っています。

 ところが、親戚や友人が来る度に行き方や何を見て来るべきかを聞かれると実は混んでいるイメージでしかなく、 ヤンピンは空から日本に降りて来ているので(飛行機に乗ってですが)、 別に今さら行くこともないと思いつつ 今日に至りました。 ところが、とうとう子供から東京ソラマチに行きたいと誘われ、やっと行って来ました。

 まず、駅と直結にびっくりです。外国人が多く観光地ですね!

 結局スカイツリーは相変わらず登っていませんが、なんだかんだ一杯食べて、 一杯買って、「また行こう」と子供たちに言われ、教室土産も一杯買って来ました。 写真は東京ソラマチから撮りました。観光地なのに住宅がびっしり、ある意味感動しました。



 
 

随意談 第358号(2016年9月5日)   楊品瑜

 


~寶可夢GO(ポケモンGO)~
 教室 で何かとお世話になっていた台湾の北の名温泉地「北投」、すっかり街の景色が変わりました。

 珍しい寶可夢(ポケモン)が取れる聖地となり、車も通れないほどに人が集まってしまっています。 通学、通勤も迂回道探しで大変な状態だとか早く落ち着くといいですね!

 写真は頂いた北投の街中の様子、人波が絶えないです。



 
 

随意談 第357号(2016年8月14日)   楊品瑜

 


~横濱(横浜)~
 仕事と休暇兼ねて横濱に行って来ました。 中華街は相変わらずの賑わいで、買っても買っても買い切れないほどに買い物をしました。

 家族とは八景島シーパラダイスに行って来ました。 ヤンピン、水族館好きなので。イルカショーも見て来ました。 よかったです。中国の観光客も沢山来ていましたよ!

 子供達は早速来年また来る計画をしています。 また頑張って仕事しなくては。


赤い靴の女の子のお菓子



水族館では、目当てのパンダイルカ
にも会って来ました。


 
 

随意談 第356号(2016年7月7日)   楊品瑜

 


~士林夜市~
 逛夜市(夜市巡り)は、台湾観光の楽しみの一つです。 台湾の人々の生活習慣に、食後の散歩があります。 この時期はとてもとても暑いので、夜市は食後の散歩と涼むのに人気の場所です。

 そして、亜熱帯特有のねっとりとした身体にまとわりつく湿気と車の排気ガス、強力な冷房ファンの風、 さまざまな食べ物のにおいと、人々の活気溢れる会話、ヤンピンには絶対に忘れることがない記憶と感触ですね!


士林夜市の人気店「豪大大鶏排


 
 

随意談 第355号(2016年6月25日)   楊品瑜

 


~形形色色(いろいろ)~
 お知らせと言いますか?実はヤンピン主催の各教室では、お茶の仕事は勿論、 信用を要するお仕事や花嫁候補の依頼等様々なお話が来ています。

 最初は、戸惑いましたが、やはり、中国茶を勉強し、茶文化を勉強し、 そして中国茶は茶を飲みながら沢山おしゃべりをするので、 自然にコミュニケーション能力を高め、親交を深めるので、自然に信頼関係が生まれたのだと前向きに考えるようになりました。

 二十数年間全くゴタゴタがないこともなくはないが、交友(付き合い)は常に自分の思うように行くものではないので、 話し合って解決する努力は誰だって必要です。 幸い、二十数年間の教室運営や講演をやって来ましたが、受講した皆さんが実に優秀で、 恵まれた環境のおかげで大きなもめごともなく楽しく教室をさせて頂いています。

 先日の依頼から求人関連は、教室での告知や会刊(会報)掲載から会員ページにも掲載しました。

 そしてお知らせですが、今週の教室から栄養価最も高い 蜂蜜 の一つ、 ニュージーランド産「マヌカーハニー」を試食頂けます。 間に合わなかった方々は次回の教室で。

 そして何故かイスラエル産のバタークッキーもご用意しました。 今月の指導師コースのテーマ茶は「薬膳茶其の二」、勿論形形色色な健康茶もご用意しています。 頑張って飲んで、食べて、健康のために勉強しましょうね!!


ニュージーランド産マヌカハニー



イスラエル産バタークッキー


 
 

随意談 第354号(2016年6月13日)   楊品瑜

 


~蜂蜜~
 お台場の維納斯城堡(ヴィーナスフォート、VenusFort)でフランスより直輸入の蜂蜜関連の商品をいくつか買って来ました。

 何年前なのかもうすっかり忘れましたが、教室帰りに指導師と休憩で入り、 当時は喫茶ができたので、テスティングセットを食べ、確か合計16種類以上食べました。 ちょっとムチャかなぁ~と思いつつ、お店の方からも多種類食べても大丈夫と言われ、 実際食べ比べてみたら、味の違いに驚き、蜂は採集した花粉の違いで、こんなにも味が違う蜂蜜を作り出すとは~に感動しました。

 フランスの方はとても蜂蜜にこだわる話は聞いていたのですが、実は台湾もです。 一 昨年 龍眼のチャンピオン受賞蜂蜜 を頂き、教室でも食べて頂きました。 教室でも、蜂蜜について勉強しましたよ!

 今月は、教室でも食べ比べやっています。


維納斯城堡2Fにある
ラ・メゾン・ド・ミエール・ナミキ
(LA MAISON DU MIEL NAMIKI)
の商品です。


 
 

随意談 第353号(2016年5月30日)   楊品瑜

 


~漢倭奴国王印~
 レプリカですが、上野の国立博物館で購入してきました。

 上野の国立博物館のミュージアムショップには、一般書店で買えない本も多く、 入場料はかかりますが、ヤンピンは定期的に通っています。

正直もう少しお茶関連の資料や展示品があるとありがたいのですが、 お茶は民間の美術館や博物館のほうが収集品が豊富なようにも思いました。

 しかし、上野の国立博物館、外国人の来客もとても多いように思いましたね♪  中にはスケッチされている方も多くお見受けしました。


漢倭奴国王印のレプリカ


 
 

随意談 第352号(2016年5月3日)   楊品瑜

 


~「TWG tea」品牌(ブランド「TWG tea」)~
 東急プラザ銀座に「TWG tea」のショップがオープンしました。 「TWG tea」はシンガーポール発の高級茶の専門店 です。 フレバーティーが主力商品のように思いましたが、珍しい産地のお茶も多く、教室では幾度と飲んで頂きました。

 4月の教室では、幾度と「TWG tea」で販売しているコットン布の茶濾しを使い、 日本から逆 輸入した緑茶をベースにしたフレバ―ティー「Geisha Blossom Tea」(ゲイシャブロッサムティー) を飲んで頂きました。 コットン布の茶濾しで淹れた茶葉 は、茶の葉がよく開き、香りもほどよくまた違う味わいが楽しめました。

 次回はジャンピングで淹れた紅茶との飲み比べをやっ てみる予定です。


コットン布の茶濾しで茶を淹れた様子です。


 
 

随意談 第351号(2016年4月7日)   楊品瑜

 


~櫻花(桜)~
 今年も中山之家近くの真間川沿いの櫻花が満開です。 このあと散った櫻花の花びらで川がピンクピンクに染まりますので、毎日通る度に贅沢な気分で花見しています。 いつもは靖国神社の標本木の開花より早い開花だったように思いましたが、今年はなかなか満開にならず、やっとて感じです。

 でも、やはりきれいに開花されるとなぜか、安堵感があります。 また、来年も楽しみですね!


実は反対側も櫻花が満開でした。
一瞬桃源郷に迷い混んだ気分かもね!!


 
 

随意談 第350号(2016年3月31日)   楊品瑜

 


~學気功(気功を習う)~
 実はヤンピンの子供たちは、小學3年級(3年生)から 水谷先生 に拝師しています。 きっかけは護身術を覚えるためです。

 ヤンピンの同級生のなかには、小さい時から家に伝わる武術を身に付けていた人たちもいました。 今はよくわかりませんが、ヤンピンが台湾で通った学校では、体育の時間でも武術の授業がありました。

 水谷先生の教室は武術よりも体操重視でしたが、やはり一番信頼している水谷先生にお願いしました。 最近は「扇子」も教えてもらっています。

 子供たちも言われたままに教室に通ってくれたわけではないです。 先生にもいろいろご迷惑をお掛けしました。 受験期は、特技に気功をやったことで自信を持つこともできました。 本当に先生に感謝です。


気功講座の一例です。


 
 

随意談 第349号(2016年3月26日)   楊品瑜

 


~雷神巧克力(ブラックサンダーチョコ)~
 台湾土産で大人気の「雷神巧克力」。 紹介が遅くなりましたが、限定品の白雷 神巧克力(白いブラックサンダー)を入手し、台湾土産に使わらせて頂きました。

 雷神巧克力はいつから流行り出したのか定かな情報はないのですが、 台湾の便利商店(コンビニ)や日系デパートでも売られているようです。 一時期あちらこちらで売り切れ続出で、日本でも買えなかったと台湾の友人や親戚に言われ、 最近は来日前から事前に買い置きをしてあげたりしています。 ブームも少し落ち着いたように思いますが・・・

 考えてみたら、小包装なので、お土産にあげやすいのだとも思います。 台湾は一家にひとつではなく、人数分のお土産を配る習慣なので、職場でも配りやすいのだと思います。 かつては安くって、見た目大きく、見栄えがする嵩張るお土産が人気でしたが、最近はお買い得品や見た目よりも、 台湾では希少なもので人気上昇中のお土産品になれば、喜ばれますからね!

 白雷神巧克力は限定品なので、そういつも入手はできないので、次の人気土産品探ししないとね!  桜開花 シーズンと 清明節 でまたいろんな人たちが来日します。 新年度も重なり四月はすざましく忙しくなりそうです。


限定品の「白雷神巧克力」


 
 

随意談 第348号(2016年3月12日)   楊品瑜

 


~紅棗~
 最近の教室では、紅棗がちょっとしたブームでして、今度は台湾からもお薦めの健康食品として、届きました。 二袋がワンセットになっていま す。台湾らしいです。

 薬膳では、ドライ紅棗をそのまま食べるというより、お茶や料理に入れて煎じることが当たり前でしたので、 やはり台湾から来た紅棗は濃厚な味でしたが、固く、自家に食べるよりも料理向けがお薦めです。

 このほか、教室ではお茶請けに大粒で、 ふわーとした食感の山西省特産の「壺瓶棗」や新疆産の棗、河南省産などなどが教室にも届いています。 中華圏では紅棗ブームなのかのようです。

 紅棗は一日に三粒食べると長生きする言い伝えがあります。 ヤンピンもすっかり飽きずに、お茶請けで毎日三粒食べています。


台湾から届いた紅棗です。


 
 

随意談 第347号(2016年3月2日)   楊品瑜

 


~春聯(しゅんれん)~
 旧正月を迎えるのにあたって台湾では、春聯と呼ばれる赤い紙に縁起の良い言葉や諺を書きこんで、 門などに貼る風習があります。

 習わしや言い伝えはいろいろあるようですが、 ヤンピン家では家族でいろいろ言葉を考えて達筆な叔父がいつも書いていました。 実はこの文章を考えるのには、学力を問われるほど、学校の授業でやるところもあるそうです。

 前に台湾の親戚に真っ赤な春聯をもらったことがあって、 「好きな言葉を書き込めばオリジナルな聯(春聯の略称)が中山之家の入口に貼れるよ!」 と簡単そうに言われたことがありました。

 ヤンピンが台湾で学校に通っていた時代は、毛筆による日記や週記の宿題がありました。 毛筆は確かに一杯書かされました。 中学からも授業では鉛筆が使えなくなり、ボールペンです。 なぜならば、よく考えてから書き込む習慣をつけるためだとか、 書き間違いには大変苦労しましたが、パソコンの時代になりどうでしょうね!

 なのですが、今だに理想な諺も思いつかず、もらった真っ赤な聯も中山之家にあります。 情けないですね!


今年、もらった春聯です。
折らずに日本に持ってくるのが大変だっ
たそうです。大切に飾らせて頂きます。


 
 

随意談 第346号(2016年2月20日)   楊品瑜

 


~銀座~
 春節中に来日した親戚と銀座で待ち合わせをしました。 待ち合わせ時間がはっきりしないので、子供と一足先に『銀座スカイラウンジ』 でランチしました。

 『銀座スカイラウンジ』は360度の回転レストランです。 回転レストランはかつてららぽーとTOKYO-BAY(ららぽーとトーキョーベイ)や台北(記憶では)にもありました。 ららぽーとTOKYO-BAYのはもうなくなりましたが、台北のはいろいろ親戚たちに聞きまわっていますが、 誰もはっきりと覚えていないようです。

 ヤンピンにとってなぜ記憶深かったのかと言うと、 床と回転している床の隙間に足が挟まれないように毎回大人たちが注意してくれていたので、 跨ぐ時の緊張感が今でも何故か強く覚えています。 ただ、大人になっていざ跨いてみると遅さに感動 しま した・・・哈哈(ハッハッ)トラウマになっていたのでしょうか?

 ヤンピンがいろいろ調べたところ、台湾初の回転レストランに「台北阿波羅旋轉餐廳 」(直訳は台北アポロ回転レストラン)と言うのがありました。 中山北路にあったようです。 2007年まで営業していたそうです。

 また、『銀座スカイラウンジ』は昔からの顧客が多く、一周85分と説明も受けました。 行った日は天気もよく東京駅がとても綺麗に見えました。 許可を得て、写真も撮りました。


『銀座スカイラウンジ』から撮りました。
左奥:東京駅のドームが上から見えます。


 
 

随意談 第345号(2016年2月8日)   楊品瑜

 


~南台強震(台湾南部地震)~
 ヤンピンの両親の実家が台湾南部の臺南(台南)にあることで、 2月6日(土)未明に起きた大地震に関するご心配のメールや電話を沢山頂きました。 謝謝!謝謝!真是謝謝大家!!(皆さんありがとうございます)

 ここ数日台湾はとても寒く、地震が起きた時は旧正月前で帰省中であったりで、家族親族、てんやわんやでしたが、 ヤンピンの家族、親族一同は無事です。 ただ、余震が続き救助待ちの方々がまだ沢山います。

 臺南は古都なので、古い家が沢山あります。 いろいろと心配ですが、これ以上に被害が広がらず、より多くの方々が無事に助け出されることを心からお祈りしています。




 
 

随意談 第344号(2016年1月24日)   楊品瑜

 


~台北下雪了(台北雪が降りました)~
 台湾のあちらこちらで雪が降りました。台北近郊にも雪が降り、山頂には積もりました。 天気予報通りでした。 吃驚です。

 中部の標高の高い山脈で雪が降ることはありますが、台北近郊で雪が降るとは…

 市内ではみぞれが降ったそうですが、一般家庭では暖房器具がないので、親戚家ではちょっとドタバタしていました。 幸い、来日時に買っていたダウンコートがあったので着て過ごしているそうです。 また意外と家の中で靴下を履く習慣がないので、寒そうです?

 台北看起來真是好冷喔!(台北本当に寒そうです)


ちょっと見づらいのですが、
山頂に薄っすらと雪が積もっています。


 
 

随意談 第343号(2016年1月19日)   楊品瑜

 


~論語中英文對照本(論語中英対照本)~
 前にも子供の 論語の本 を紹介しましたが、 今回は家にあった論語の中国語と英語の対照本について、ちょっと愚痴らせてください。

 最近子供たちは、学校の勉強で論語と格闘しています。 日本育ちの子供たちは、やはり幾分か漢文の勉強は不利ですね!  ヤンピンは台湾での勉強で一 番苦手だったのも実は国語の漢文、そして、 伝統的な「背書」(本を丸暗記)という勉強法がとても苦手でした。

 クラスの皆さんはこの勉強法は当たり前のようで、指されたところは、 教科書のページをすぐにめくれるほどによく暗記されていましたよ!

 ヤンピンは、なかなか背書の勉強法がなじめず、 「死背」(内容を理解せずにひたすら暗記)の方法でなんとか乗り切ってきましたが、 理解力不足で 結局子供の漢文勉強を教えられずにいます。

 なので、実家に帰りいろいろ資料を集めなおしたのですが、 実は日本の漢文ヤンピンにはちんぷんかんぷんなので、 英語の論文も参考にしてみようとも思ったのでしすが、やはり元々の漢文が理解できていないので、 子供に教えるのはやはり無理です。機会があれば、中国語の現代文に訳されたものを 探して勉強しなおしてきます。

 第三国語を用いての翻訳はヤンピンは適切なことばが見つからない時によくやる方法です。 最近はインターネットやスマホですぐに検索はできるようになったのですが、日本語は外来語も多いので、 元々の意味を調べるのに、特に英語はやはりヤンピンには必要ですね!  英語の中国語訳や日本語訳で照らし合わせて参考にしています。


論語中英文對照本


 
 

随意談 第342号(2016年1月12日)   楊品瑜

 


~太陽餅~
 新年早々太陽餅をお土産に頂きました。 ヤンピンは毎日お茶と太陽餅を食べてもいいと言うぐらいに太陽餅が大好きで、横浜中華街にもよく通って買っています。

 なぜこれほどに好きなのか、実は自分でもよくわかりません。 太陽餅は台中の名産品で、ヤンピンは台中には数えるほどの回数でしか行ったことがありません!  太陽餅はしっとりサクサクの微妙な生地と中に包まれている水飴の素朴な食感がヤンピンは好きなようです。

 「太陽餅」の由来は、一番聞かされていたのは、 最初に売られたのが「太陽堂」というお菓子屋さんで自然に「太陽餅」と呼ばれるようになったという話です。 餅は月餅の「餅」同様、丸いパイ生地や餅乾(ビスケットのことですが、直訳かわいた餅)などのお菓子を指します。

 最近では、真ん中に赤い刻印があったため、日本の国旗にも見えたことで、太陽旗(日の丸)ならぬ、「太陽餅」と呼ばれるようになった、 という説もあります。 最近は台湾中部の代表的な土産として、空港でもいろいろ売られているようです。 食べる時はポロポロ落ちてくるのが難点ですが、よかったらお茶と共に台湾土産話のお供にどうぞ!

受賞常連の聯翔餅店の「太陽餅」


 
 

随意談 第341号(2016年1月3日)   楊品瑜

 


~新年好!(新年明けましておめでとうございます)~
 新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします!!

 新年早々、珍しい駅弁をご近所のショッピングセンターで、買って来ました。 新世紀福音戰士(エヴァンゲリオン)のラッピング新幹線に似せたお弁当を買って来ました。

 陶器の入れ物なので、意外に重いです。 弁当の量はちょっとどうか?ですが、子供たちは楽しく分けて食べていました。 勿論食べる前にひと撮影大会もありました。

 新世紀福音戰士のアニメは台湾でも凄く人気がありまして、従兄弟が部屋中にポスターを貼っていたのが記憶深いです。 機会があれば、新世紀福音戰士のラッピング新幹線にも乗ってみたいですね!

新世紀福音戰士のラッピング新幹線弁当


 
 

随意談 第340号(2015年12月24日)   楊品瑜

 


~吃一人火鍋(一人鍋)~
 台北の親戚から一人火鍋を食べて来た~と写真付きでメールが来ました。

 最初は、随分と寂しいですこと~と思っていましたら、一人テレビも見れて、随分と楽しんで来たようです。 一人火鍋と言っても、食材と鍋が一人分ずつに分けてあるだけで、一人でなくても数人で行って、 数種類の鍋を頼んで、シェアして食べてもいいようです。 最近、台湾ではポピュラーなスタイルのようです。

 まだ、日本では聞かないスタイルですが、最近台湾からの日本出店ダッシュです。 なので、すでに一人火鍋屋さんがあるかどうかの情報がありましたら、またご紹介しますね!



 
 

随意談 第339号(2015年12月16日)   楊品瑜

 


~聖誕節(クリスマス)~
 台湾の圓山飯店のロビーのある聖誕樹(クリスマスツリー)の写真が届きました。 実に真っ赤かなロビーですね!

 圓山飯店は、教室の皆さんとで台湾に帰った時、必ず泊まるホテルでして、数えきれない思い出があります。

 今では、松山機場(松山空港)がまた国際空港になったのですが、ヤンピンが始めて日本に来た時は7才、 松山機場から飛行機に乗って、圓山飯店を上空から眺めながら台湾を離れたのでした。 勿論、帰る時も圓山飯店を見下ろしてあ~帰って来た~のでした。 夜景も素晴らしく美しかったですよ!

 当時は飛行機代も高くそう簡単に行き来出来なかった時代、本当に考え深いものがありますね!  また、泊に行きたいですね。

圓山飯店ロビーの聖誕樹


 
 

随意談 第338号(2015年12月10日)   楊品瑜

 


~谷中銀座~
 師走ですね!  毎年この時期は本当に忙しいです。 ヤンピンは旧正月期間も教室やイベント、講演で忙しいので、2月ぐらいまでは本当に忙しい忙しいです。  なので、その前に茶飲み仲間と谷中銀座に行って来ました。 上野、根津、谷中一帯は教室でよく散策に行くコースでもありますよ!

 きっかけは、近くの商店街に中国茶の専門店ができ たようなお知らせがありました。 でも、行った日は臨時休業となっていました。 なので、ついでに外国人観光客に人気のスポット「夕焼けだんだん」を登ってきました。

 谷中銀座はJR日暮里駅から歩いて10分ぐらいの 場所にあります。 全長170メートルぐらいで、約70店舗のお店があるようです。 元々は寺町、徐々に栄えてきたそうです。 そして、「夕焼けだんだん」とは東京都荒川区西日暮里三丁目10番・13番と14番の間にある日暮里駅方面から谷中銀座に下る階段(坂)のことです。 階段上から谷中銀座を見下ろす風景が谷中を紹介した番組や雑誌などで象徴的な光景 としてよく取り上げられていたので、 ネットなどでも広く紹介され、日本を代表する夕焼けの絶景スポットにもなっていたようです!  行っ た日も沢山の外国人観光客が訪れていました。

 階段下には日本茶カフェがあったのですが、とても混んでいたので、またの機会にしました。 因みに個人で営んでい るおしゃれで個性的なケーキと紅茶やコーヒ―の喫茶店が少し離れた場所に沢山ありました。

 中国語の谷中銀座を紹介した資料をいろいろみていると江戸、昭和の下町風情が楽しめる商店街として紹介されてい るようです。 あちらこちらと猫のオブジェがあったりで、猫好きにはたまらないスポットでもあるようです。

日暮里駅前の老舗和菓子店で見つけた
カレーと福神漬け入りのどら焼きです。


 
 

随意談 第337号(2015年11月18日)   楊品瑜

 


~信義區(信義区)~
 台北信義區の夜の町中の写真が届きました。 信義區は台北市政府の行政所在地であって、台北101、國父紀念館(孫文記念館)、台北世界貿易中心(台北世界貿易センター)、 有名な百貨店やホテルがあってたぶん台北に来た人たちは何かと立ち寄る場所です。

 國父紀念館は博物館でもありますので、ヤンピンの小学生時代(随分昔ですが)必ず遠足で行くところでした。 今は朝早くから気功体操、太極拳、ダンスサークル等の運動場としても活用され、市民の憩いの場所としても利用されています。

 ヤンピンは博物館学を勉強した1つの理由に、実はこの博物館にあります。 小学一年生だったと思いますが、展示内容、薄暗い館内、今思えば最後に風でガタガタと手首の外れかけたマネキン人形 (なぜか人形の後ろの窓が開いていたので)、 友達と手をつなぎながら泣きながら叫びながら逃げ出した思い出があります。

 その後、博物館は本当に行くのも苦手になりました。 大学で博物館学(必修科目)を改めて学び、なんとか台湾の博物館に役に立ちたいと思ったことです。

 今でも来日したヤンピンと同世代の親戚 、友人たちは博物館に行くのを嫌がりますね!  ただ、最近の台湾の博物館は変わりました。博物館の位置つけが変わったのだと思います。 ぜひ、皆さん台湾へ行ったらいろいろ立ち寄って見てください。 機会があれば、「纏足」についての博物館等をご紹介しますよ!

台北信義區


 
 

随意談 第336号(2015年11月11日)   楊品瑜

 


~試看看!(試しました)~
 手軽に作れるインスタントの薬膳湯(薬膳スープ)の素をお土産に頂きました。 日本で一時期よく知られていたお湯に溶かしたあと、溶き卵を一つ落として仕上げるタイプのものです。 ヤンピンの教室を受講された方々の感想で、一番多いのは、現地に行ったら、 すっかり現地人気分で、お茶や食材が身近に感じたり、買えたりだそうです。 なので、台湾土産の参考にご紹介しました。

 しかし、 薬膳湯に溶き卵を落とす薬膳湯はちょっと珍しいのですが、思ったより美味しく頂きました。 結局また、親戚に送ってもらうことになりました。 しかし、台湾味に触れる度に、帰りたくなりますね!  なので、子育てが一段落ついたらゆっくり台湾に帰り、 長年ついて来てくれていた皆さんへの恩返しも兼ねてのツアーを実は予定しています。 予定 で未定なのですが、皆さんには貯金(各自)をするようにお願いしています。

 何かを続ける大切さ、受講頂いている皆さんから沢山学びました。 先生として皆さんには呼んでもらっていますが、ヤンピンのほうが学ぶことが多かったように 思います。

 毎回そうですが、ヤンピンとの研修旅行はあっちこっちの親戚、友人からのプレゼント攻めで皆さん帰り、荷物大変でした。 台湾の人は好客(来客好き)なので、物はひとつのかたちですが、人情味溢れる台湾の人々の愛情に触れてもらえることが、 ヤンピン主催の各教室の一番のモッ トーでもあります。

美味元気湯


 
 

随意談 第335号(2015年11月3日)   楊品瑜

 


~金閣寺~
 世界文化遺産の「金閣寺」(正式名称 鹿苑寺)の好漂亮(とてもきれい)な写真が届きました。

 ヤンピンの関西時代(ヤンピンには、京都時代、神戸時代がありました)、金閣寺は当たり前に存在する観光地でして、 誰か来る度にお連れしていたので、実は、当時はそう感動しませんでした…

 しかし、月日が経ち、少しずつ美しさが分かってきたのか?本当に好漂亮ですね!

金閣寺です。


 
 

随意談 第334号(2015年10月19日)   楊品瑜

 


~萬聖夜茶會(ハロウィン茶会)~
 今月の中山之家のウィンドウディスプレイは、初、「萬聖夜茶會」(ハロウィン茶会)にチャレンジしました。

 日本では萬聖夜はすっかりコスプレ大会になってしまったようですが、 本来は秋の収穫祭のイベントですよね!

 写真はクリスピクルームドーナッツのハロウィンドーナツですが、親戚の話では、台湾ではまだ店が少ないので、 1~2時間並ばないと買えないそうです。

 甘いドーナツは、発酵度の高い中国茶との相性もいいですよ!



 
 

随意談 第333号(2015年10月13日)   楊品瑜

 


~血池地獄(血の池地獄)~
 九州に留学中の甥子(台湾では自分からみて男兄弟の子供は姪、女兄弟の子供は甥です)から写真が届きました。 大分県別府市の血池地獄の写真です。 ヤンピンには懐かしいです。

 別府は、ヤンピンの京都時代、大学時代に大変お世話になったおばちゃんの実家があったところで、 おひとりになった後ずっと住まわれていました。 結婚前 報告にも頑張って行って来ました。

 当時からの別府の印象は、観光地は観光地でしたが、駅前などは意外と都会でした。 甥子からもそのようなコメントが来ました。

 その後、九州はお茶の宝庫なのに、なかなかまた行くことはなくなり、今日に至りました。 思えば九州は温泉の宝庫でもあります。 また時間を作って巡ってみたいです。

大分県別府市にある「血池地獄」


 
 

随意談 第332号(2015年10月7日)   楊品瑜

 


~東方美人茶~
 東方美人茶 を頂きました。 この東方美人茶はなかなかパッと行って買えるお茶ではなく、迷路のような山奥で作られているお茶なのです。

 東方美人茶は無農薬の環境で作らないといけないお茶なので、 買い付けに行くとき、舗装された道はなく、 年取った親戚には年々きつい道のりのようです。 親戚は紹介されて通い始めてかれこれ50年以上だそうです。

 最近は、中国からの観光客が沢山の高級茶を全部包下來(予約して買う)するので、 台湾でもちょっと社会問題になっています。 本来は農家にとっては嬉しい悲鳴です。が、台湾地元が買えないのと、 売れすぎて、下級品を提供せざるおえない状況になることで、築き上げてきた台湾茶の信用を失う心配が多方面から出ています。

 もちろん、この現象は東方美人茶だけではないです。 因みに現在、台湾ではお茶の持ち出しや国外への郵送は1回2キロまでの制限があります。

 東方美人茶は虫との戦いという苦労もあります。 なので、お嫁さんが来てくれないと悩む農家も多い、つまり後継者不足でもあります。 親戚も年齢的に高齢なので、いつまで飲めるかわからない一品、本当にありがたいです。 教室で大切に飲まさせて頂きます。

東方美人茶
別名で膨風茶や椪風茶とも書きます。
意味は台湾語でともに「ほらふき茶」です。


 
 

随意談 第331号(2015年10月2日)   楊品瑜

 


~藥師寺東京別院(薬師寺東京別院)~
 日本の仏教神院について、実はあんまり詳しくないのですが、 先日の散策講座では、ペルー茶 を訪ねた帰りに、薬師寺東京別院にも立ち寄って来ました。

 藥師寺 と言えば奈良ですが、 東京別院を知ったきっかけは藥師寺限定のお線香を買ってほしい要望を楊のアメリカの親戚から依頼があった時です。

 行った当日、スタッフの方から薬師寺は孫悟空に出てくる三藏法師(玄奘、三蔵法師)に縁のあるお寺と知らされました。 そうです。あの天竺(てんじく、インドのこと)に行って貴重な経典を持ち帰った誰もが知っているのであろう三藏法師です。

 また、三藏法師が書いたとされる「大唐西域記」のちに西遊記の元になる著書ですが、 元総理大臣細川護煕さんによる2017年春、奈良薬師寺慈恩殿に奉納するあわせて六十面の襖・壁面にも書かれているようです。 10月には、東京別院では事前イベント 展覧会「細川護煕 大下図展」 は10月3日から11日まで開催されるそうです。

 行った当日は奈良の薬師寺からお坊さんがお目見えになり、写経が行われていました。 このほか。茶道、華道、書 道、香道などの活動も盛んのようです。 そして、依頼があったお香も無事に買えました。香り高いお線香でしたが、 一緒に行った受講生たちも すっかり魅了されました。 暫くはお香として使うそうです。

佛足健康守です。奈良の薬師寺でも
売られているものだそうです。


 
 

随意談 第330号(2015年9月26日)   楊品瑜

 
~中秋節(中秋の名月)~
 いよいよ旧暦8月15日(今年は9月27日)中秋節です。 教室では食べきれないほどの月餅と鳳梨酥が届いています。

 そして、親戚からも台北の高島屋で珍しい大判燒(大判焼き)の写真が届きました。 北海道旭川にある名店 一〇八抹茶茶廊 の台湾限定の中秋節特別の大判燒です。 ここ数年、台湾では健康ブームの煽りで日本の抹茶が大人気です。 とうとう飲む抹茶から様々な抹茶を使った食品が浸透し、定着しつつにあるようです。

 最近の台湾の中秋節は、若者を中心にお月見しながら烤肉(バーベキュー)をするのが流行っています。 今年は台風が近づいているので、ちょっと心配ですね~。

 写真右側の大判燒の生地には抹茶が練り込まれています。 餡は抹茶クリームです。 左側の大判燒は普通の小豆餡です。 味は、とても日本味(日本的な味)だったそうです。


台北 大葉高島屋(現地の名称)で
売られている中秋節版大判燒です。


 
 

随意談 第329号(2015年9月19日)   楊品瑜

 
~陽光城水族館(サンシャイン水族館)~
 やっと念願だった陽光城水族館へ行って来ました。

 池袋は仕事以外で行くことはなかなかなかったのですが、 最近よく池袋で買った中華土産をもらうので、頑張って行って来ました。 水族館は子供たちと淡々と楽しみました。

 葛西臨海水族館 はよく行くのですが、 都心の水族館はどうだろうという思いもありましたが、とても立派な水族館でしたね!  リピーター客や年間パスポート券を持っていた方をよく見掛けました。 みんなに愛されている水族館ですね!

 一方、水族館の後で、回ったいくつかの中華食材の店は、入るのにも勇気がいりそうな店もありましたが、 入ればなんとかなりました。 中には、レジでの金銭授受がすべて中国語の店もありました。 これは中国っぽい店の雰囲気づくりためなのか、日本人が来ない前提なのかなぁ...  せめて、会計時は日本語で話しても良かったと思いますね!


半透明の魚
トランスルーセント・グラス・キャット・フィッシュ


 
 

随意談 第328号(2015年9月14日)   楊品瑜

 
~「咖啡弄」(「コーヒーろう」)~
 来日の親戚とヤンピンの子どもを連れて、また原宿に行って来ました。 日本のテレビで紹介された台湾の喫茶店「咖啡弄」にも行って来ました。 てっきり台湾でもよく知られている喫茶店なのかなぁ~と思っていたら、 意外にもヤンピンの親戚たちには知られていなかったです。

 「弄」の中国語の意味はいくつかありますが、まず、路地の意味があります。また日本の番地のように、住所の表記にも使われます。 このほか好きなように遊ぶ意味もあります。 「咖啡弄 」の台北本店は繁華街の路地にあることから、 好き勝手に立ち寄ってほしいことから店名を「咖啡弄」と名付けたようです。

 そして、一番人気の御茶之水棉花糖冰淇淋(綿あめと台湾ポントンのアフォガード Sponge Toffee & Cotton Candy Affog)を注文して見ました。 それまでべちゃべちゃとおしゃべりが止まらなかった子供たちが、一斉に静になり、何かと思ったら一斉にカメラの用意を始めていました。 オォー来たかと思ったら、今度はもう大騒ぎでした。 どうやら30センチ近くあった綿あめにびっくりしたようです。 もうビデオ担当だの、コーヒーをかける担当だので大騒ぎでした。

 因みにヤンピンは熱い薬膳茶を飲みながら一連のシーンを楽しまさせて頂きました。 実に遊び心が一杯のメニューがあったので、機会があればまたご紹介します。


御茶之水棉花糖冰淇淋


 
 

随意談 第327号(2015年9月3日)   楊品瑜

 
~スーパー阿媽(スーパーおばあちゃん)~
 ヤンピンの母は周りから恐れられているスーパー阿媽(台湾語でおばあちゃんの当て字)です。

 何故なら、台湾も少子化の時代なのに8人の孫を持っていて、双子もいます。 それも男女各四人というきっちりさです。 もう生まれる前からの胎教から頭を一所懸命守る育児法から食事指導まで、 とにかく伝統伝統で…脅しとも取れる「あとで何かあったら間に合わないでしょー」 「言われた通りにしなさい」といつも言われ、とにかく育児には強いリーダーシップの持ち主の阿媽です。

 お陰さまで孫達はみんな大きく育ちました。 女子で身長170㎝、男子では身長180㎝を超える孫等。 とにかく皆さん好き嫌いなくよく食べます。子どもなので、時々苦手な食べ物は勿論あります。 漢方の薬膳スープも頑張って飲んでいますよ!  飲んでいる姿結構滑稽な時もありますが。

 先日スーパー阿媽の押しで、ヤンピン一人で来日中の甥っ子姪っ子、自分の子ども総出でディズニーシーに行って来ました。

 この日何故か台湾の観光客が沢山いらしゃって、日本語、中国語、台湾語、 チャンポン会話の私達の集団を不思議そうに見たでしょう~ね!  10月の台湾は休みが多いので、またいろいろな親戚が来日予定です。 ヤンピンも次に備えて体力を整えておかないとね!  頑張らなくっちゃ!


子どもがお土産物に限定の紅茶を
選びました。ティーバッグです。


 
 

随意談 第326号(2015年8月17日)   楊品瑜

 
~新國立美術館(新国立美術館)~
 子供が水墨画をよく知らないというので、新國立美術館に行って来ました。

 かつて教室でよくお世話になったアルテサーナうえくさギャラリーは、 元々先代の植草さんの趣味であった水墨画の仲間たちが定期的に展覧会を開催できる場所として作られたのが始まりでした。 なので、ヤンピンも定期的に観覧してきました。

 今回の美術展は内閣総理大臣賞をとられた大作もありましたが、 中国の伝統的な水墨画と随分と様変わりした日本の水墨画のようで、 子供には「水彩画が白黒になったように見える」だとかで、少し色がつくと「へぇ~色もOKなんだ」と聞かれ、 説明難しかったですね!!

 ヤンピンは中学、高校の授業でも水墨画を習っていました。 その後、好きでお土産ですが、よく台北故宮博物院で掛け軸を買っていました。 勿論高額品は買えませんが、考えて見たらなにもわかっていなかったのですね!!

 鑑賞後別の展覧室へ移り、子供たちが素直について来たもう1つの展覧会、 「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展にも立ち寄りました。 最近の来日留学生は子供の頃に見た日本マンガで日本に興味を持った人が多くなっていると聞いていましたが、 確かに会場には中華系や欧米系など多国の人たちが見に来ていました。

 帰りに美術館土産物でちょっと面白いお茶を見つけ、茶菓子も購入したので、 教室で食べたり、飲んだりする予定です。


港区六本木にある新国立美術館


 
 

随意談 第325号(2015年8月10日)   楊品瑜

 
~台場(お台場)~
 台場に子供たちと行って来ました。

 台場は家からは乗り換えが面倒ですが、すぐに行けるところなので、実にさまざまな思い出の場所です。 今日も沢山の観光客の中をかき分けて、猛暑の中、好熱、好熱喔!(暑い、暑いよ)と叫びながら科学未来館に初めて行って来ました。

 とても涼しかったので至福の一時でしたが、やはりみなさん同じ考え方のようで、帰る頃は大混雑でした。

 実は、規模は違いますが、前に「はやぶさ展」 でも紹介した、 家の近くにも千葉県立現代産業科学館がありまして、 子供たちは科学館慣れしているせいか、 今日はちょっと感動が薄かったようです。それとも大きくなったからかなぁ~。


1000万画素を超えた高解像度で映し
出した地球の姿、日本科学未来館の
シンボル展示品の「ジオ・コスモス」です。
なるべく中国、台湾、日本の画像が
流れて来た時を撮ったつもりです。
後ろは空中渡り廊下です。
もちろん、歩いて来ました。


 
 

随意談 第324号(2015年8月4日)   楊品瑜

 
~關島(グアム)~
 關島土産物を頂きました。 よくよく見るとどこかで見たことがあったかもうん… 鳳梨酥(パイナップルケーキ)?  いやいや芒果酥(マンゴーケーキ)?

 なので、教室でもみなさんに食べて頂きました。

 正直、芒果酥 です。 ちょっと芒果の味よりも生地のほうの味がインパクトがありました。 バターの味も強くなく美味しかったです。


芒果酥


 
 

随意談 第323号(2015年7月20日)   楊品瑜

 
~放暑假(夏休み)~
 放暑假ですね!!
アメリカに住む親戚が台湾に帰国中にヤンピンに会いに来ました。 幾つかのケーキの名店を聞かれ、意外な名店だったので、早速子供たちともはしごして来ました。

 主に有楽町、銀座界隈でしたが、この一帯は教室の散策講座(特別講座)でも人気のエリアでして、 ケーキをテーマにした散策は新鮮でしたね!

 また親戚たちの買い物もまず免税店行きなので、ヤンピンにとっても免税店チェックは課題になって来ました。 先日も包丁を買いたい、出来れば made in Japan がいいと言われ、 予算もあって幸い近所のディスカウントショップで免税対応がありまして、 お店の方々はさすがによく知っていましたよ!  ちなみに購入本数は二桁でした。 どおりで売り場も燕市の包丁が山盛りなわけでした。

 一時期は圧縮袋の購入に奔走したこともありましたなぁ~。 最近はこの店あの店に行きたいというリクエストも増えました。 ネットでいろいろ調べて来ますね!!  ヤンピン的には親戚たちにはもう少し美術館や博物館に行くように勧めていますが、 やはり見学は京都、奈良。 東京は買い物目的の方々が多いようです。


注文したケーキ


 
 

随意談 第322号(2015年6月20日)   楊品瑜

 
~端午節~
 今日は粽子(ちまき)を食べる端午節です。旧暦5月5日が端午節の日ですが、 今年は6月20日(土)に当たります。早速台湾から美味しそうな粽子(中華粽)の写真が届きました。

 実はヤンピン家は少し前に久しぶりに粽子を作り、端午節を済ませました。 ヤンピン家の粽子は茹でた花生(ピーナッツ)入りの台湾台南味の粽子です。 幸い千葉は花生の名産地なので、結構本格的な台南粽子を作ることができました。

 因みに写真奥の粽子のように花生粉(粉ピーナッツ)をかけて食べるものもあります。 よく受講者の方から「かけているのはきなこですか?」と聞かれますが、花生粉ですね!  そして、ヤンピンは香菜とも合わせて食べるのが大好きです。

 そして、肉入り粽は一般に「肉粽」、肉抜きは「素粽」と呼ばれています。 実は、一口に台南味と言っても各ご家庭の味もありますので、 ぜひ今台湾旅行中の皆様にはいろいろ食べ比べてほしい一品です。


名店「王記府城肉粽」の粽子と
魚丸湯(魚のつみれ団子スープ)


 
 

随意談 第321号(2015年6月15日)   楊品瑜

 
~海綿寶寶(スポンジボブ)~
 幸運なことに、最近立て続けで 台北犁記 のお土産を頂きました。 鳳梨酥や太陽餅などなど・・・ちょっとラッキーです。

 勿論教室の皆さんとも一緒に食べますが、一番最近頂いたのはちょっと珍しい、いわゆるコラボもので、 海綿寶寶の外箱の鳳梨酥です。 中身はいつもの鳳梨酥でしたが、お土産をくれた親戚いわく、 「外箱が選べたので、いつもと違うものにしてみました。」と言うことです。
 どうやら旧正月から犁記は海綿寶寶といろいろなボランティアやイベントを開催していたようです。

 詳しくはよくわかりませんが、まぁ、食べ慣れたいつもの味でしたので、 飲み慣れた凍頂烏龍茶と美味しく頂きました。


海綿寶寶コラボの鳳梨酥


 
 

随意談 第320号(2015年6月8日)   楊品瑜

 
~痛車(Itasha)~
 二年に一度の神田祭りが行われると言うので、台湾の親戚らを連れて行って来ました。

 ただ、最近の若い子たちは祭りもいいが、混むので近くの秋葉原のほうがはるかに楽しそうでした。 神田明神に有名なアニメキャラクターのお守りが売られ、ちょっとした 聖地になっているよ!と説明をしたところ、 立ち寄る気持ちになってくれたようです。

 そして、ヤンピンも初めて知りました。 痛車(いたしゃ)と言う車体にアニメキャラクターが書かれた車にも遭遇して来ました。

 しかし、秋葉原界隈と言えば電化製品の街だと思っていましたが、 若者が一杯で、電化製品のお店はどこにあったのかなぁ?と思うほどに、影が薄くなったように思います。 アニメキャラクターのポスターがあちらこちらで、すっかりオタクの街と言うか、 ちょっと伝統だの古いものをやっているヤン ピンには新鮮な街でしたね!


神田明神の痛車


 
 

随意談 第319号(2015年5月25日)   楊品瑜

 
~水果(果物)~
 電腦機材(パソコン機材)の総入れ替えでデータの移し 替えや新年度の諸打ち合わせで、すっかり更新が遅くなりました。 非常不好意思(大変申し訳ございませんでした)!

 先日、と言っても随分前になりましたが、教室で食べて 頂くものを探しに近くのショッピングセンターに立ち寄ったところ、 珍しい生で食べられる泰國(タイ)産のタマリンド、サラカヤシや日 本産のホワイトイチゴを買ってきました。

 タマリンドは加工食品で幾度か使ったことがありました が、 生の水果を気軽に日本のスーパーで買えたのは初めてかもしれないですね!

 早速資料なども用意して、タマリンドとサラカヤシを教 室で食べてもらいました。

 見た目から味は想像出来なかったようでしたが、美味し かったと言うことで大変好評でした。 なかには、家族にも食べさせてあげたい方は、教室の帰りに買いに行かれた方もいたようです。 まぁ、家 庭円満にも貢献できたようで、よかったです!


タマリンド


サラカヤシ


 
 

随意談 第318号(2015年4月20日)   楊品瑜

 
~見哥吉拉!(ゴジラに会って来ました)~
 週末天気もよかったので、新宿歌舞伎町の「哥吉拉」(ゴジラ)に会って来ました。

 かつて旧新宿コマ劇場は、國慶日(雙十節とも呼ばれ、由来は辛亥革命が起きた日)になると日本にいる、 特に東京近隣に住む華人が集まり、台湾からや在日の台湾出身の芸能人たちも参加しての歌謡ショーなどを楽しむ、 ひと時の台湾タイムがあった思い出深い場所です。

 その新宿コマ劇場がなくなるとは吃驚でした。 そして、その後も吃驚です。時代の流れなのか、ともあれ、再開発によて生まれ変わった旧新宿コマ劇場の跡地は、 新宿東宝会館と合わせて「新宿東宝ビル」になりました。 それにしても、哥吉拉の出現で、観光客もいっぱいで、あちらこちらでカメラバシャバシャで、 新宿を代表する新名称にもなりましたね!





 
 

随意談 第317号(2015年4月15日)   楊品瑜

 
~好意(ご好意)~
 薬膳茶に使う漢藥の購入を親戚に頼んだところ、漢藥房(漢方薬店)の配藥員(薬の配合員)がリストを見て、 「これは四物湯の配合に使う漢藥ですね。配合してあげますよ!」と好意を示されたそうで、 「十回分ですね!」と言われた親戚は、せっかくの好意なので、素直に受け、購入後無事に送ってきてくれました。

 確かに好意ではありますが、ありがたいのですが、
  一回分の分量が・・・
  また、要冷蔵・・・
  冷蔵庫が・・・
  十回分・・・
  使い切れるかなぁ?
と言うことで、早く使い切る活用法を考えています。

*中国語で言う漢藥は、日本語の「薬」と言う意味もありますが、薬草や生薬のような意味もあります。 台湾では、一般に薬として飲む場合は、病院で「中醫師」(漢醫とも呼ばれます) の診断を受けてから薬(日本で言う漢方薬)を購入します。

 また、中醫師になるには、大学の中醫系(東洋医学の学部)で勉強後、 国家資格の中醫師執照(免許)を取得しなくてはならないのです。 実は医学部受験とはあんまり変わらないほどの難関なので、なる人はやはり優秀な方々ですね!


左)
お皿に入っているのが、一回分の分量です。
右)
一回分が専用の紙に包まれています。


 
 

随意談 第316号(2015年4月7日)   楊品瑜

 
~賞櫻花(花見)~
 先日台湾の留学生を連れて賞櫻花をしてきました。 最近の台湾留学生と言っても、本格的に留学に来る前は、既に数え切れないほど日本観光に来たことがある学生もいて、 東京界隈では行ったところがないほど観光した人もいたりしています。 なので、賞櫻花のためにわざわざ名所に出掛けることに(行ったことがあったりして)ちょっと戸惑う人もいたようです。 それに確かに、賞櫻花はご近所でもできますからね!

 櫻花の満開を見るには、天気にも恵まれなければならないので、 「時には数日、場合によっては1、2週間ぐらいで、花びらが散り、葉が生えてくるよ!」と伝え、 「ピンクピンクの光景、勿論自然のピンクピンクの光景はそうチャンスがないわよ!」と説明し、 「観光で来ても必ず満開に遭遇するかわからない、 留学期間(長期滞在)だから満開に合わせて見に行けるのよ!」と話したところで、少し興味が湧いたようです。

 そしていざ行って見たら、感動して余韻が今も続き、夜桜、桜吹雪をも楽しんでいるようです。 そして更に、櫻花樹下(桜の木の下)での宴会を体験した人もいたようです。

 中山之家界隈では、まだまだ満開の櫻花もありましたが、真間川の水面は散った櫻花の花びらで一面のピンク色になって来ました。 儚いと言うか、何と言うか、櫻花って、いろんな感動を与えてくれますね!


北の丸公園界隈


靖国神社にある櫻花開花の標本木


花見客が一杯の靖国神社


 
 

随意談 第315号(2015年3月30日)   楊品瑜

 
~溫蒂漢堡(ウェンディーズ)~
 たまたま仕事の打ち合わせ帰りで、六本木に初日オープンした 溫蒂漢堡ファーストキッチン のコラボ店に遭遇しました。

 溫蒂漢堡はかつて台湾にもありましたが、今は撤退中のようです。日本は再進出中のようです。 ヤンピンは溫蒂漢堡を知ったのは、OL一年生の時代に先輩と仕事帰りに新宿店に立ち寄ったのが始まりです。

 その後、家近くのショッピングセンターにもあったので、ヤンピンにとってはいつも行けるお店のひとつでした。 子供が生まれた後は、子供と通う楽しみもありました。

 撤退をすると聞いたときは、とても残念な気持ちでした。 子供もやっと少しずつハンバーガーなどのメニューが食べられる年頃になっていたような時期だったと思います。 ですが、一番上の子は多少覚えていたようですが、下の子達はさっぱり記憶にないようです。

 今はまだ家近くにお店がないのですが、またかつてのように身近に通えるお店であるといいですね!


六本木の Wendy's First Kitchen


 
 

随意談 第314号(2015年3月9日)   楊品瑜

 
~逛街(ウインドーショッピング)~
 先日仕事で千葉に行ってきました。帰り、あちらこちらの百貨店巡りもしてきました。 千葉方面はなかなか行く機会がないので、ちょっと新鮮でしたね!

 お茶屋さんも幾つか行ってきました。購入したお茶は、早速教室でも飲んで頂きました。 ただ、季節的に改装中のお店も多くちょっと無駄足でした・・・みたいなところもありました・・・かなぁ!

 元宵節(旧暦の小正月、今年は3月5日)が終わり、 日本の桜シーズンや中国、台湾では清明節(日本のお盆のような大きい年間行事)が始まり、 また台湾から沢山の親戚が来る予定です。 そして、ヤンピンは震災以来、また留学生の世話をすることになりました。 なので、またいろいろな国際交流の茶会を企画したいとお思います。


子供のお土産に買ったものです。


 
 

随意談 第313号(2015年2月21日)   楊品瑜

 
~爆買(爆買い)~
 先日、ご近所の百貨店で、Noritake(ノリタケ)のティーカップの爆買(?)をしてきました。 ティーカップと言うより、コーヒーとの兼用カップですが、製品も骨瓷杯(ボーンチャイナカップ)だと思います。

 Noritake を知ったのは、実はOL時代です。茶器や食器類を輸入するのにあたって、 なぜか連れて行かれたのが Noritake の内覧会でした。 場違いと思いつつ、担当者は丁寧にいろいろな説明をして下さいました。 帰り、記念品に骨瓷のバターナイフをも頂きました。 今も使っています。なので、ヤンピンはすっかりファンです。

 Noritakeは1904年に洋食器製造の会社として創立し、 愛知県鷹場村大字則武(現 名古屋市西区則武新町)に工場を建設し、 ブランド名の「Noritake」は地名の則武に由来したのだそうです。 最近ではすっかりテクノロジー関連の事業でも有名です。

 Noritake の製品は台湾でも日本製品の代表格として、富裕層や日本通にも人気のようです。


購入したティーカップ
22日の 圍炉 で使う予定です。


 
 

随意談 第312号(2015年2月14日)   楊品瑜

 
~饅頭~
 子供から便利商店(コンビニエンス)で売られているピンクのチョコ饅が食べたいと言われ、 幾つかの便利商店で探し、やっと入手しました。 どうやら、子供の間では人気のようです。

 ヤンピンにとって饅頭とは「マントウ」のことで、具材なしの肉饅。 ご飯代わりで食べる主食のひとつです。 なので、あん饅でも吃驚しましたが、チョコレート入りとは・・・因みに、肉饅または豚饅は「肉包」と呼ばれています。

 そして、チョコ饅一口分けて頂きましたが、食べれなくもなく、美味しいと言えば正直美味しいです。 味のバランスもよく、餡のチョコレートもほどよい柔らかさでした。

 では、祝大家情人節快樂(Happy Valentine's Day)!





 
 

随意談 第311号(2015年2月9日)   楊品瑜

 
~送禮(プレゼント)~
 昨年末から受賞茶をはじめ、新茶が続々と教室に届きました。 そして、これから到着待ちのもあります。実は、旧正月までの間は台湾ではギフトシーズンです。

 昨年は、お礼に 素麺 、定期的には 羊羹 を送りましたが、 今年は何にしょうか?と悩んでいます。 そう言えば、かつてフカヒレの業務用缶詰め30缶、ほぼ輸出、と言うのも送ったことがありました。 それにしてもみんな重いので、さすがにお茶のような軽いもので、勘弁頂けないかと・・・悩み始めています。

 結婚して、付き合いが更に増え、送禮の対象も増え、日本の友人から一番言われたのは、 日本は一家庭にひとつのお土産でも大丈夫だよ!だそうですが。 台湾の習慣は、勿論一家庭にひとつでも大丈夫ですが、ひとりひとつというのが一般的かなぁ~。 それかその家の家長に一旦まとめて送り、その後ヤンピンからだよ!で、配ってもらう方法もあります。 珍しいものがあると家長も誇り高いのです。 先日、台湾の親戚が遊びに来た時も素麺を差し上げたら、実家の母に差し上げるかたちで、 その後裾分けてもらうと言われました。 そのような送り方のほうがよいとも言われました。 なので、重いと思いつづ、結局ホテルにその後追加で3箱届けてきました。

 そう言えば、今年もカラスミがいっぱいヤンピンの実家に届いていました。 媽媽からやはり食べきれないほど転送してきました。 指導師の皆さんにもお裾分け予定です。


届いた受賞茶


 
 

随意談 第310号(2015年1月20日)   楊品瑜

 
~霊芝茶~
 新年早々、台湾土産に霊芝茶を頂きました。 実は、霊芝は野生のものだと思っていたのですが、栽培品との出会いは、 20年前に日本の長崎県島原市での温泉旅行中に訪れた地場農産品を売る市場で見かけ、人工栽培が可能を知りました。 当時はまだまだお手頃価格で気軽に買えたのですが、取り寄せているうちに、年々高額品になりましたね!

 霊芝とはサルノコシカケ科、和名はマンネンタケ(万年茸)です。 前にご紹介した 茯苓 もサルノコシカケ科です。 共に、漢方ではよく知られている存在です。 そして、霊芝の主な効能は免疫力を高めるとして、いろいろ研究され、期待もされているようです。

 もらった霊芝茶は、台湾で人工栽培されたものです。 ティーバッグです。 島原品もそうですが、ヤンピンがよく通う自然食品店では、販売されている霊芝はやや太めのスライス品です。 自分好みの分量でお茶にして飲むには分量がよくわからず、ちょっと戸惑う時があります。 ヤンピンはスープにしたりしますのでスライス品は便利ですが、ティーバッグになっているものは、 確かにより気軽に飲めて便利ですね!

 では、頂いた霊芝茶は今月、来月と教室で皆さんにも飲んで頂く予定です。


台湾産の霊芝茶


 
 

随意談 第309号(2014年12月31日)   楊品瑜

 
~南青山~
 南青山 での初めての試み、「台湾茶と家庭薬膳」 の講座を無事に終了しました。 参加された皆さんには、はるばる遠方から来てくださった方々もいましたので、 真是謝謝大家了!(皆さんありがとうございました)

 家庭薬膳の講座は元々、お茶のほうの教室でいろいろな家庭料理をも食べてもらったのが始まりです。 お料理を教えるにはなかなか2時間内の講座では時間が足りず、結局別時間帯で独立させたのがきっかけです。 気がつけば、ヤンピンのレシピのほとんどが家庭に伝わる日本で言う薬膳レシピや食事法が多く、 勿論日本人の皆さんのお口に合わなかったものも多々あったと思いますが、 最近では、OL時代から勉強していた栄養学も更に加えてなんとか美味しく食べて頂いているようです。

 また、取材された記者などによるとヤンピンは子育て中のお母さんでもある上、 日台での生活、教育を受けているので、やはり何かと安心してお願いできます。 とは、よく言われてきました。

 家庭薬膳の講座は、日本の皆さんが日常で食べない食材も多いので、 元々受講者の体質をよく知った上でないと受講頂けない方針でした。 ただ、今回は要望もあって、チャレンジしましたが、無事に終了はしました。 今後はどうするか、まだ検討中ですが、「鴛鴦火鍋」のリクエストもありますので、 日程の調整がうまく行けば開催はしようと思います。

 久しぶりに南青山での教室でしたが、帰り沢山のお店や表参道のイルミネーションも久しぶりに見てきました。 楽しく仕事もさせていただきました。 真是謝謝大家了!(本当にありがとうございました。)  では、 祝大家有一個好新年、明年見!(では皆様にはよいお年を、来年もよろしくお願いします!)

 人気の Magnolia Bakery に立ち寄りました (薬膳とは程遠いようなカップケーキですが・・・)。 そして、子供が好きな 文房具カフェ のクッキーも買ってきました。 写真の左下は鉛筆型、右下は三角定規と分度器型のクッキーです。


上)Magnolia Bakery のカップケーキ
下)文房具カフェのクッキー


 
 

随意談 第308号(2014年12月25日)   楊品瑜

 
~讚!(zan、いいね)~
 「讚」とは、臺灣話(台湾語)で「いいね!」、「素晴しい!」と言う意味の臺灣話を標準語の発音で近い漢字に当てたものです。 実は、臺灣話は漢字でどう表記するのか、これとはっきりした決まりがないのです。 なので、好きに当て字をするのが現状です。 因みに、標準語の発音で見つからなかった場合は、最近では英語を当てることもあるようです。 例えば、”もちもち=Q”というのがあります。 食品のパッケージなどにもよく使われています。”とてももちもち=好Q”が書かれたりしていますよ!

 「讚」は最近では、いろいろなところでキャンペーンロゴのようにも使われ、 ヤンピンの周りではちょっとした質問攻め状態です。 日本では、なかなか臺灣話や正體字(繁体字)を習うところが少ないので、 いざ台湾旅行に行ってみると読めそうで、読めない漢字や言葉に戸惑う人も少なくなかったと思います。

 台湾では、標準語の國語、臺灣話の他に実は、客家話(客家語)も多く話されています。 ヤンピンは客家話は話せませんので、客家語圏に迷い込むと完全に異国状態です。 昔屋台の茶玉子を買うのに、言われた金額が分からず指折りで値段を示されたことがありました。 ただ、それはほぼ40年前の話でして、今は國語で話してくれます。

 臺灣の人々は、気候のせいか、好客(来客をもてなすのが大好き)です。 特に遠方から来たと聞けば更に親切にしてくれます。 つい何かお返しをしなくてはならないのかと思う日本の方々もいますが、 臺灣の人々はきっとお返しを考えずにもてなしてくれていますので、 お礼はお手紙かちょっとした日本味(日本を感じる)の土産を用意して台湾旅行をされてもよいと思います。 実はヤンピンは、子供には、 ご近所のディズニーシーグッズ(ディズニーシーは日本にだけあるので)や江戸博物館のミュージアムグッズ、 更に親しい人には、先日ご紹介した 長崎島原の素麺 や虎屋の羊羹です。 素麺もそうでしたが、虎屋の羊羹は時にはリピートが来ます。

 いつだったか、年配の受講者からも初めてご夫婦二人での台湾旅行に行く相談をされました。 ヤンピンからいろいろ話を聞いていたので、奥様のほうは勿論何も不安なく楽しみにされていたのですが、 ご主人はやはり体調も含め少々心配されていたようです。

 しかし、行ってみたら、既に何度リピートしたのかわからないほど台湾の良さをわかって頂いたようです。 なかでも、道に迷うと教えてくれるよりも現地まで連れて行ってくれる人が多いのに吃驚し、 そのコミニュケーション法はどきどきですが、よいお土産話にもなっているようです。 (中には危ないケースもあるので、ついていく場合は、密室を避け、当事者同士だけの環境を避け、 人通りがあるところなど、徒歩か電車などの公共の場に限るように)

 これからも台湾旅行の感想にぜひ、「讚!」を広めて頂きたいですね!


とらや干支パッケージ小形羊羹


 
 

随意談 第307号(2014年12月17日)   楊品瑜

 
~龍眼蜜(龍眼のはちみつ)~
 台湾土産に貴重な受賞「龍眼蜜」を頂きました。龍眼は栄養価の高い熱帯フルーツですが、 頂いた蜂蜜は、蜂が龍眼の花の蜜から摘んでできた蜂蜜です。

 龍眼については、随意談第166号 で既に紹介しましたので、 今回はヤンピンが知る限りの蜂蜜の世界についてご紹介したいと思います。

 蜂蜜に注目したのは、OL時代にフランスの食品を輸入していた時がきっかけです。 それまでは、蜂蜜は健康にいいんだ~ぐらいの知識でしたが、フランスでは、蜂蜜の専門店があり、 お茶とのギフトも大人気という話を聞かされました。

 その後、日本でも蜂蜜専門店ができ、教室の皆さんで通い、講義もして頂きました。 一言に蜂蜜と言っても種類の多さに吃驚しましたが、食べ比べてみると樹液のような味から純粋に甘い味があったりで、 実にいろいろな味が楽しめました。

 そして、いろいろ勉強していくと、蜜蜂が摘んだ花によって栄養価が違うことも勉強になりました。 例えば、鉄分を意識して取りたい場合はソバ蜜がよいそうです。 また、加熱するとビタミン、ミネラルが壊れやすいので、なるべく高温じゃない摂取法がよいそうです。 そして、日本では珍しい、 ティーツリーと同じくフトモモ科のギョリュウバイ(マオリ語でマヌカ)から出来るマヌカ蜂蜜(マヌカハニー)は胃などによいそうです。 マヌカの木は、ニュージランドなどにしか生息しない植物だそうです。 樹木は、昔から地元先住民が民間療法でいろいろ使っているそうです。

 そして、そして、今月の教室では、龍眼蜂蜜と共に、巣蜜(すみつ)をもみんなで食べる予定です。 巣蜜については、機会があればまたご紹介します。


龍眼蜜


 
 

随意談 第306号(2014年12月10日)   楊品瑜

 
~岡本太郎紀念館(岡本太郎記念館)~
 先日、青山教室 の打ち合わせの帰りに、岡本太郎紀念館 に立ち寄ってきました。 紀念館は、1996年岡本太郎氏が八十四歳で亡くなるまでのアトリエ兼住居だったそうです。 50年近く住まわれたお家でもありました。

 岡本太郎氏は台湾の日本や芸術好きの間でも有名人でして、やはり大阪万博での「太陽の塔」がもっとも印象深いでしょうね!  万博開催の時期、ヤンピンはまだ台湾にいたので、正式には大阪万博には行っていません。 後の「万博記念公園」になってからは、幾度も行きましたが。

 ヤンピンが少し大阪万博に詳しい理由は、実は、大阪万博の時、ヤンピンの爸爸は留学生だったのですが、 中華民国館 でアルバイトをしていたので、 帰国時にいっぱい自慢話を聞かされていたからです。 日本の進んだ技術や治安の良さをとても、とても自慢げに話していましたね。

 この時代電話や通信関連もまだまだ発展途中の時代でしたので、台湾に残されたヤンピンたちは、 幸いテレビはありましたので、媽媽からニュースをよく見るように言われました。 なぜならば、ニュースの映像のどこかに爸爸が写っているかもしれないからです。 親戚一族、ご近所の方々で、必死に黑白(日本語では、白黒)のテレビ画面で爸爸を探しましたが、 結局写ったとは聞きませんでしたね!

 まぁ、そう言うことでヤンピンにとって岡本太郎氏の最大の思い出はこのエピソードでした。 そして、記念館ですが、庭がとても印象深いです。 次回、子供たちを連れて行こうと思います。




岡本太郎紀念館です。


 
 

随意談 第305号(2014年12月3日)   楊品瑜

 
~不知道是誰送的?(誰に頂いたのかが分からない)~
 早いですね!いよいよ師走、来年は珍蔵展を開催するかどうか、まだ悩み中です。 とりあえず、珍蔵展に出せそうな家寶?(家宝)となる物をいろいろ整理していたところ、 受講生からも聞かれた写真の飾り皿、貴重なものなのか?単なるレプリカだと思いますが、 なんでわが家にあるのかも記憶が曖昧な飾り皿が出てきました。

 ただ、爸爸がもらったのか、ヤンピンが台北故宮博物院にすごく通っていた時に亂買(衝動買い)したものなのか? 実は、よくわからないのです。 正直に言うとヤンピンは元々彫刻には、興味がないのです。 なので、買うのかなぁ~?爸爸にも聞いたが、爸爸はよくいろいろな方々からものをもらうので、余計に記憶がないそうです。 うん~。 なので、何も説明ができないので、やはり珍蔵展には出せないですね!

 社会人になってからは、より美術館の展覧会に行けるようになったお陰なのか、 お茶の教室を運営するようになってからは、絵画、茶器以外の美術品にも興味を持つようになりました。 それに、身近過ぎた中国美術にもより目を向くようになりましたね!  写真の飾り皿については、もう少し調べてから珍蔵展に出品するかどうかを検討していきたいと思います。


真是不知道是誰送的?
(本当に誰に頂いたのかが分からないです)


 
 

随意談 第304号(2014年11月22日)   楊品瑜

 
~海苔~
 台湾は中華圏では珍しく、海苔をよく食べます。 ただ、食べ方がちょっと日本と違うところもありまして・・・ 商品としても、海苔は日本のお寿司(具材は現地風だったりしますが)と称したものが沢山売られたりしていますが、 刻んでふりかけや食材に混ぜて売られているものもよくあります。 ただ、たぶん、日本の皆さんに一番驚かれるのは、味付け海苔をビスケットのように、 一枚一枚パリパリとおやつとして食べることです。

 日本人からはしょっぱくないですか?と言われそうですが、実はヤンピンは日本の友人から指摘されるまで、 普通のことだと思っていました。 かつて日本の旅館やホテルで朝食として出されても、ご飯との正しい食べ方がわからず、 食後にデザートとしてパリパリと食べていましたね!

 今回頂いた台湾土産は、なんとその海苔の食感をよりパリパリにするためなのか、 ビスケットとしっかりとくっついている海苔のビスケット、それも鱈味です。 正直最初はあんまり期待をしていなかったのですが、思っていたよりパリパリと美味しく頂きました。 開封後暫く、海苔が湿気らずにスナック感覚で食べられる製法にも吃驚しました。勿論、乾燥剤も入っていました。 教室の皆さんと一緒に食べたのですが、残りを持ち帰り、家族とも食べました。 食べ終えても袋を捨てるのがもったないほどでしたね!

 ただ、すみませんでした。結局袋は、写真を撮る前に捨ててしまいました。。。 なので写真は代わりに、家庭でよく作られる台湾風海苔巻きをご紹介します。


台湾の家庭でよく作られている日本風の
海苔巻きです。巻かれている幼條瓜(ミニ
きゅうりの醤油煮)は一般に市販品がよく
使われますが、今回は入手できなかった
ので、手作りしました。


 
 

随意談 第303号(2014年11月15日)   楊品瑜

 
~心愛的上海(スウィート シャンハイ)~
 そろそろ、クリスマスや年末の大掃除の準備をしようと、 いつも応接間に飾っていたいつ買ったのかも忘れていました・・・  マリアージュ フレールの「スウィート シャンハイ」を出したところ、 子供にその木箱オルゴールだったの?と言われました。 それも子供たちがよく知っている曲「ノクターン」でした。

 購入当時は子供にいたずらされないようにと、試行錯誤で飾ってはいましたが、 気がつけば、似たような箱がいくつも飾っていたので、子供たちもすっかり存在を忘れていたようです。 久しぶりに出したら、音色は変わらなかったです。さすがマリアージュ フレールの商品ですね!

 因みに仕組みはですね、引き出しを引っ張り出すと音楽が鳴る仕組みです。 お茶は5種類はいていて、銀の茶さじが1個付いています。 5種のお茶は
   
・sweet shanghai スウィートシャンハイ
・paris-shanghai パリーシャンハイ
・elixir d'amour エリクシール ダムール「恋の妙薬」
・the de lune 月光のお茶
・nocturne oriental ノクターン オリエンタル

です。

 全種類フレーバーティです。フレーバーティーは好みがありますので、 特に味についてのコメントはいたしませんが、たまに飲むのが楽しみなお茶だと思います。

 ヤンピンの子供たちは、小さい時からいつもお茶があって、茶畑もよく一緒に回りました。 お茶の木ともよく写真を撮りました。 今では、お茶の木の倍ほどの身長に成長しましたが、 台湾の茶農家からもよく可愛がって頂きました。 台湾も少子化なので、「多子多孫多福氣」(子供や孫が多いことは幸せ)といつも言われ、 異国での子育てをよく励まされました。 子供たちは、今後どのような方向に進むのかまだわかりませんが、 お茶を通して覚えたことは、ちゃんと身についているようです。


心愛的上海(スウィート シャンハイ)
18cm×18cmのオルゴールです。


 
 

随意談 第302号(2014年11月8日)   楊品瑜

 
~養生甘酢蕗蕎(養生甘酢らっきょう)~
 親戚から日本は何でもあるので、とりあえず自分が食べて美味しいと思ったものをお土産に持ってきてくれました。 そのなかで、なんと日本から台湾に輸出された蕗蕎(らっきょう)がありました。

 蕗蕎はヤンピンの親戚の周りでは、ちょっと流行っているようです。 実は、らっきょうは中国、熱帯アジア原産とされ、玉らっきょうは台湾からの導入品種だそうです。 つまり、もらった蕗蕎は日本産ですが、もしかして台湾原産の玉らっきょうかもしれないですね。 そして、食べてちょっと思ったのですが、サイズがヤンピンがいつもスーパーで買っているものの2倍ぐらいありました。 なので、ちょっと硬い感じもしました。 子供はなんで日本で、台湾に輸出された日本産のらっきょうを食べなくてはならないのかちょっとぶつぶつでしたが、 台湾の阿姨(母の姉妹やおばなど)は美味しいと思ってあなたたちに買って来てくれただけで、 たまたま日本産だったからよ!と説明しましたが。

 思えば、よく中国本土出身の友人や親戚にもよく言われました。 日本でお土産を買う時、諸国のブランドであっても、中国製が多く困った時代がありました。 最近は中国製であっても日本で買うものは安心安全だからに変わりましたが、グローバルの時代ですからね!

 そして、今回日本土産を買うのにもいろいろついて行きました。 免税店での買い物が、やはり皆さん心得ていました。 ただ、買ったものをお店で封じなければならないので、かたちばらばらなので、スーツケースに詰める時ちょっと気の毒でした。 勿論、スタッフによっては、スーツケースに入れやすいように配慮してくれていたのか、 事前に名一杯空気を押し出して真空のような状態で封じてくれていました。 そうそう、やはりお土産の一番人気は日本製の包丁でしたよ!


頂いた台湾土産です。


 
 

随意談 第301号(2014年11月1日)   楊品瑜

 
~青山・表参道~
 やっと表参道の鳳梨酥屋(パインナップルケーキ屋)さんに行ってきました。 外観のインパクト性は抜群でしたが、中は木と木の合間から差し込んで来る光で意外と明るく、 心地よい空間でした。 試食に一個とお茶を頂きました。お店の皆さんもとても親切で、楽しいひと時を過ごしました。

 そして、教室の皆さんにも食べてもらおうと思い、つい鳳梨酥を買い過ぎました。 その後、表参道散策で荷物が重かったせいか、行きたいお店にはさすがに、全部は行けませんでした。

 青山は十数年前に教室をやっていたので、懐かしいと思いつつ、 根津美術館の茶関連の展示は、時たまに行ってもいました。 次々と新しいお店も出来ているようですが、街の新鮮さを感じたりもします。 しかし、やはり馴染みのお店を見るとほっーとしますね。

 実は、近く教室を再開します。 詳しくはまた追ってお知らせします。


微熱山丘鳳梨酥南青山店
(SunnyHills at Minami-Aoyama)


 
 

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